どこで負けるか
【今日の投稿の3文まとめ】
①接客は負ける商売だ
②どこまで適切に負けられるのか
③初っ端で負けてしまう自分へ
どうも、りょーさけです。
本日仕事ですので短めのエッセイ。
3文まとめが「負け負け」うるさくなってますね(笑)
今日は自分がいい思い出も苦い思い出も持っている接客についてサラッと書きます。
いきなりですが、
接客は負ける商売だと思ってます。
もちろん皆さんお察しの通りこの「負ける」は「潰れる」とか「倒産する」とかそういうことではありません。
「いかにお客さんのために尽くそうと思えるか、行動できるか。そのためには自分のペースや円滑な業務をある程度崩して取り組めるか。それを楽しいと思えるか。」
そんな感じの意味で、「負ける商売」です。
絶対に誤解してほしくないので書いておきますが、サービス残業しろとかクレーマーに土下座しろとかそういうことではありません。ただ、業務時間外の出来事から業務のことを自然と考える人は多分伸びますね。それくらいには思ってます。
「なんでそんなこと聞くの?」
「なんでそんなことするの?」
「なんでそこまで求めるの?」
…みたいなセリフのオンパレードです。接客って。
そういった言葉に相手を不快にさせないように対応しつつ、商品を見つつ、他のお客様も見つつ…と。
自分もパン屋の時にやってて本当に大変だとおもってましたし、今では繁盛店の敏腕店員さんを見て心のなかで頭を下げてます。言うべきときにはお礼も言います。
や、でも大変なのです。ただでさえ大変なのに、昨今はクレーマーのちからが強いのでね、ハイ…。
そんな時代にこの言葉を言うのもアレなんですけど、
お客さんが喜んでくれるから、喜ぶ顔が見たいから接客をやっている。これってレジを打ってるときでも商品をお配りしているときでもいつでも変わらないモチベーションなんですよね。マジで。
現代は労働規範を守らない人たちがいて、その影響かこの言葉が持つ尊さが真っ黒に塗りつぶされているような気がしますが、熱心な接客業の方はそう思ってると思うのです。はい。
とまあうまく「負ける」ことが大切で、それがうれしいたのしい大好きじゃないとできないって言ってきて何なんですけど。
僕大体接客やると初っ端で負けてるんですよね。
さっきまで言ってた尊敬に値する負けではなくて、エゴ負けですね。
「お客さんに自分が培ってきたものを見せてやるぜ!!!!」
って意気込むんですが、
これやるともう初っ端で負けですね。
その時点で自分の自尊心しか関心がないんで。ばーかばーか。
友達とか親戚相手に酒持っていくときもこうなるんだよなあ…小さい男…。
ってことで自戒もしつつ。
今日は久々にうまく「負けて」きますかねえ…。
(実は今日休日出勤で接客なのでした)
酒と2人のこども達に関心があります。酒文化に貢献するため、もしくはよりよい子育てのために使わせて頂きます。