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【33日目】窓景

今日は、窓について

写真は、アパートの共有トイレです。この大きな窓がいい役割を果たしているなぁと。
日本にいた時、学校でもアパートのトイレって大体個室で、窓もなく、閉鎖感がある。トイレ飯ってなったらやば、寂しい、辛いね。と感じるのも、そのせいだろう。このトイレでご飯食べても割と快適かもしれない。

朝、トイレに行って
座りながらこの大きな窓を開けて日光をダイレクトに浴びるのが気持ちいい。
換気扇なんてないけれど、この窓を開放してればいつでも新鮮な空気と接することができていると思う、いい。

建築と彫刻の違いは窓があるかないかー
窓、開口部は外から見る様子を特徴付けたり内部の存在を暗示する。
窓はライフスキルを形態化したもの

設計課題で、窓に凝ったことはなかったなぁ。
開口部とか窓から生じる人の振る舞いは、きっとそこの文化をうつす。windowscape : 窓景

窓ひとつ取っても多様な機能があるが、

縁側と大広間を仕切る、障子ガラスのような窓はここにはない。
お盆になるとよく、子供達が縁側でガラス越しに何か芸をして大人たちを笑わせる。僕も小さい頃同じようなことをしていたような。大広間を望む窓の前に立つと何かしたくなる、特別な感覚が生まれる。
その窓景Windowscapeは日本特有のものかもしれない。

こっちは、非人間スケールの窓や、権威の象徴としての窓枠デザインをよく見るが、日本の窓にはこじんまりとしながらも奥ゆかしさがある。それが好きだ。

どんな窓と一緒に暮らしたいか。

考えてて、また自分に問いが生まれた。

ということで、窓景採集をしてみたい。
どんな窓に人はどのような使い方をするのかー、写真に撮ってNoteにあげる。

以前始めた、Publicspaceもなかなか更新できていない、もうすぐミラノに行くからまたあげようと思う。


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