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筋肉を大きく魅せる!カーボディプリートとは?

4/20に迫った『NPCJ NewGenerationCrassic』

長いようで短く感じる減量期も、すべてはコンテストのため。

のこり5日。減量末期。

筋肉を極端に落とさないギリギリのラインで絞ることが出来たんじゃないかと思います。

脂質をコントロールしつつ、カラダのエネルギー源となる糖質を極力減らさずにトレーニングの質を維持する方向性が功を奏した感じですね。

トレーニングの使用重量が落ちることもなく、むしろ重量があがった種目もありました!!!

コンテスト前の最終調整

コンテスト直前の調整が肉体の仕上がりを大きく左右します。

コンテストで最高のカラダを魅せるために一番重要な期間です。

調整方法はさまざまで体質や生活環境によって個人差がありますが、僕個人のコンテスト5日前からの調整方法をご紹介したいと思います。


『カーボディプリート』

糖質(カーボ)を枯渇(ディプリート)させる。

普段、糖質を摂取したときに体内で筋グリコーゲンという物質に変換され筋肉に蓄えられ吸収されます。

この筋グリコーゲンが筋肉のエネルギー源として働くのですが、吸収量に限界値があるので、使いきれない糖質は排出されるか脂肪へと蓄積されてしまいます。

しかし、体内の筋グリコーゲンを枯渇させた状態にすると、カラダの異常を感じた筋肉が、普段以上の筋グリコーゲンを吸収するモードに切り替わります。

そのタイミングで糖質を大量摂取すると通常より多くの筋グリコーゲンを筋肉に蓄えることができて、結果的に筋肉のハリがうまれ筋肉を大きくみせることが出来るのです!
(『カーボアップ』と呼びます。)

今回は、4日間のカーボディプリートと1.5日間のカーボアップでコンテストに挑みます!

4日間のディプリート期間でなにをするのか?

・糖質をカット(極力0に近く)する。

・ハードトレーニングをする。

この二つです。

糖質を枯渇させるために糖質の摂取は抑える。

そして、筋肉に貯蓄されている筋グリコーゲンを消費させるためトレーニングを普段よりハードにする。

筋肉を動かすエネルギーが足りない状態で筋肉を動かさないといけないので、当然パワー不足になる。

なので、この4日間だけは重量を普段より2~3割落として、普段より回数やセット数を多くとる。

3~4日目になるとかなりキツイ!

筋グリコーゲンの不足で筋肉のハリもなくなりしぼんだようになって、ちょっとカラダが小さくなる。

低血糖で頭もふらふらしてきます。

ガソリンが入っていない車を手で押して進んでいくような感覚。

それでも進んでいけるのは、コンテストという明確なゴールがあるからですね。
(ゴールが明確でないダイエットで糖質制限するとリバウンドしやすい理由はここにあると思ってます)

ディプリート期間中の食事は、糖質がとれない分をタンパク質と脂質で補わないといけないのでカロリー不足になりがちです。

主なタンパク源である肉・魚・卵も脂質コントロールをしている普段と違い脂質が多めの牛肉豚肉も食べながらカロリー管理をします。

カーボアップ期間中の食事は、ただひたすらに糖質です。

体重×10~12倍程度の糖質量が目安。

体重60㎏の場合、糖質量600~720g。

白米だとお茶碗10杯以上は食べる計算です。

4日間カットしていた糖質なので、カーボアップの日は糖質を食べられる喜びにあふれるのですが、前日はむくみ予防のため塩分をカットします。

肉や魚をおかずにしたとしても、味付けはほぼできません。

素材の味を存分に楽しみます。
(去年のコンテスト前日は、白米にマグロ刺身醤油無しをおかずに食べました。醤油の大切さを知りました。)

翌日のコンテストをイメージすれば味付けなんてどうでも良くなります。

おいしいものは終わってから食べればいいんだと言い聞かせて無心で食べます。



今回の最終調整は成功するのか?

今日からカーボディプリート始めてます。

初日なので貯蓄された筋グリコーゲンのおかげで元気です!

4日間、筋グリコーゲンを消費しまくるハードトレーニングを1日2回ずつやっていきます。

あとは、カラダがいい反応をしてくれるように願うだけです。

100%上手くいく方法はありません。

しかし、自分のカラダを知れば知るほど、少しずつ上手くいく確率を上げていけるはずです。

ベストコンディションでコンテスト当日を迎えられるように、自分が今できることを精一杯やるだけ。



ココロもカラダも成長していけるような情報を発信していきます! どうか宜しくお願いいたします。