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閉じられた世界へ

最近も様々な本を読んだ。
少し元気になって、工作も少しずつやり始めた。エヴァ零号機を継続して作り続けている。

さて世の中には、閉じられた世界と、開かれた世界があると思う。
閉じられた世界は、家であり、部屋であり、日記帳であったりする。
開かれた世界は、インターネットであり、テレビであり、公園であったりする。
僕はその2つの世界の、バランスが大事だと思う。僕も含めて最近の人々は、スマホやSNSをやり続ける事によって、閉じられた世界の事を忘れがちなのではないか。そんな事をふと思った。

紙の本で読書すると、自分の世界に浸れる。読みながら、あれこれと考える。読書は基本的に1人でするものだから、世界は閉じられる。

最近は、雑誌のクロスワードパズルを、鉛筆と消しゴムを使って解いたのだが、充実した時間だった。かなり集中した。閉じられている、という事と、集中、という事には、強い関連があるだろう。
スポーツ選手や、ミュージシャンや、棋士、といった人々は、開かれている、という事と、集中、という、本来相容れない事をやっているのかもしれない。まさしく離れ業である。

閉じられた世界の事を忘れずに、時々深めていきたい。そこには、ネットの世界とはまた別の、豊かな世界がありそうだ。

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