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散歩道

 最近、いろいろな事を考えた末に、自然信仰ともいうべきものに、僕は行きつきました。
 それだから僕は、なるべく外に出ます。散歩をします。風の音に耳をすませます。そして今は、とても良い季節です。
 noteの更新頻度は、これから落ちるかもしれませんが、働きながら、遊びながら、書きながら、生きていこうと思います。

 俳句や短歌は、素晴らしい文化ですね。俳句や短歌を、上手いこと長くしたような小説を、書いてみたいと思っています。

 桜が散り始めています。そして毎日、なかなかに暑いです。虫たちはまだあまり姿を見かけません。街の公園のハナズオウが見事な紫の花を咲かせています。よく見ると、枯れた豆果が枝のあちこちに残っています。ひと時は枯れても、また咲きます。不思議なものです。

 毎日通る散歩道に、発見があります。そういえば子供の頃はそうでした。夏には登下校の道で、伸び盛りの葛のつたを引っ張ったりちぎったりして遊びました。引っ張ってもちぎっても、葛はぐんぐん伸びます。道の脇の用水路を覗いてみたら、ヘビがにゅるにゅると逃げて行きました。

 これからも、そういった事を感じながら、生活していきたいと思ったのです。
 風は、時に冷たく、厳しく、時に優しく、暖かいです。風を、浴びたい時があります。多分、明日も僕は、散歩に出るでしょう。

 明日は明日の風が吹く。

 昔の人は、上手い事言ったものです。


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