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【留学前にやっておく】簡単英語ドリルVol.01

留学で勉強する「英語」と学校のテスト勉強で行う「英語」は全く性質が異なります。留学前にやっておく勉強とは、現地での実践で使う「英語」に慣れておくことです。

さて、それは一体どんな「英語」でしょうか?
それらの英語学習方法をまとめてみました!


基礎編(数字の読み方)

生活をするにおいて大切な言葉と言えば「数字」だと思います。

小さな頃に1〜10まで数字を覚えて、その後11〜100まで。その後、千、万、億、兆などの単位を覚えていく流れは誰もが記憶に残っているのではないでしょうか?

テスト勉強ではあまり使われないかもしれませんが、実際の生活にやたらめったらと必要となるのが、まさに「数字」です。

海外に到着したら、すぐに「数字」の嵐がやってきます。時間に使われる数字や年齢、回数、住所、その他にも値段やWifiパスワード等など、数え上げたらキリがありません。

少ない数字の単位なら良いのですが、特に値段を表す英語などは単位が多くなる事もありますよね。

100万ドルの夜景という言葉を聞いた事がある人は多いと思いますが、この100万ドルというのは、ミリオダラーの事ですよね。ミリオンセラーもここが語源となっており、Millionとスペリングします。

ここまでは馴染みがある英語であり単位だと思いますが、このひとつ上の単位はBillionとスペリングし、ビリオンと読みます。このBillionは10億を示します。

このあたりになると日本人にとって日頃触れない数字の単位であり、この際に何故100万(ミリオン)からビリオンは急に10億に飛ぶんだ?と思うかもしれませんが、この数字の数え方はごくごくシンプルなのでもあります。

改めて数字、特に値段に使われている数字を見てみましょう。
例えば、1万円は以下の通りです。

¥10,000

数字を文字に書く時に10,000という表示のように間に「カンマ( , )」がついているのを見た事がない人はいないと思います。注意してみてみましょう。

1000(千)を数える時の単位に1と0の間にこのカンマ( , )が入っているのですが、この「カンマ」がこの数字の数え方のコツになります。

それではここで100万という数字をどのように書くか見てみましょう。

1,000,000(100万)を書く時には、ここでまた「カンマ」が入ります。簡単に言えば、このカンマ( , )が英語で数字を読む時の呼び方の区切りになっているというわけです。ひとつめの「カンマ」がサウザンド(千)であり、その次の「カンマ」がミリオン(Million)のカンマとなるわけです。

ですので、1万円は"Ten Thousand Yen"( テンサウザンド)と読む事になります。

更にここから数字が増えると以下のようになります。

1,000,000,000

下から単位を一、十、百、千、万、十万・・・と数えたくなってしまいますが、この「カンマ」が何の「カンマ」か知っていれば、数える必要はありません。ミリオン(百万)の次は十億の「カンマ」であり英語ではビリオン(Billion)の数字になるわけです。「カンマ」が3つあれば、ビリオンです。

たまに海外のニュースでミリオネアではなくビリオネアと聞く事がありますが、この「ビリオネア」は「ビリオンを持っている程の富豪」という事から、ビリオネアと呼ばれ、ミリオネアもよりも更に階級の違う世界です。

応用編(数字の読み方)

実際にビリオンのカンマは滅多に使う事はありませんが、このカンマの単位を覚えたら、数字を見て一瞬で読めるようになります。
例えば、以下の数字はどうでしょうか?

10,000,000

ここでも同様にカンマを区切りとしましょう。先程のミリオンのカンマがあった1,000,000の場合ですと1ミリオン、つまりワンミリオンと読みます。

そうなると後は簡単ですね、4,000,000であれば、「フォーミリオン」であり、上の数字の10,000,000は「テンミリオン」と読みます。

そしてもちろん存在します、Billionの更に上は、Trillion (トリリオン) となります。10兆ですね。

1,000,000,000,000

日本語の一京、一不可思議など、の単位と同じように覚えていくと良いですが、肝心なのは「カンマ」で即座に数字の数を理解出来るようになるという事です。

さすがにトリリオン(10兆)というような膨大な数字を使う機会は滅多にないと思いますが覚えておいて損することはありません。ただ厄介なのが、ドルと円の違いですよね。今はUS1ドルが150円になってしまいましたが、ものすごくアバウトに100円で計算すると、ワンミリオンダラーが1億円にあたります。当然、日本では1ミリオン円は100万円の事なのですが、ミリオンダラーというのは、100円を乗じる事になるので円計算すると1億円になります。

2023年今日の為替レートですと、ワンミリオンダラーは約1.5億円という事です。この辺りの計算は細かく考えると面倒なので概念としてはドル計算の場合のワンミリオンダラーとは大体1億円〜になるという事です。

これで「ミリオネア」が日本語で「億万長者」と訳されるのが数字的にも正しい事が理解出来るようになります。

この辺りの数字でピンと来る「スイッチ」みたいなのは英語習得によってとても大切です。

実践編(数字の読み方)

さて、実践編です。

以下の数字はどうでしょうか?
何と読むか考えてみましょう。

13,960,000

これも「カンマ」を起点として考えれば難しくありません。








答えは"Thirteen Million and Nine Hundred Sixty Thousand 
(サーティーンミリオン アンド ナインハンドレッドシックスティ サウザンド)です。ちなみにこの数字は2021年のおよその東京の人口だそうです。

正直、東京出身じゃなくても東京に住んだ事がなかったとしても、比較の一例として日本の人口と東京の人口の事は「知識」として知っていると話が弾みやすくなります。それに対して「自分の県の人口は〇〇人くらいだよ」と更にもうひとつ情報を乗っけると相手が想像をしやすくなります。

海外に出たら日本の人口と人口密度に関してはあるある的な話のネタになりがちですからね。また更に言えば少子化で毎年人口は減る一方、東京は約10年前の人口と比べると15万人近く人口が増えています。

東京はSo many peopleがいて全てが狭いっていうのに "still people are coming to Tokyo" なんだよという流れから相手の興味を惹きつけ、自分にとっての東京エピソード(修学旅行で行ったとかディズニー行ったとか)や好きな場所や行きたい場所など話へと繋げていく事も出来ます。

日本人だと当然の事のように日本の事を分かっていますが、外国人にとっては中国と日本、韓国の区別がつかない人が実際にいます。それを理解して上で相手にどのようにすると伝わりやすいか?と考えるのが英語習得へと繋がります。

相手の事を考えて話をすることが英語力であり会話力、コミュニケーション力であるといういうわけです。

これがテスト勉強と実践英語の勉強の最大の違いであり、これを理解できた人がその先のステップへと進む事が出来ます。英会話と英語のテスト勉強は全くの別物であり、それを理解する事こそが海外留学において得られるベストな環境であり最大の英語&留学攻略法であるとも言えます。

最後まで読んで頂いた貴方はグレートジョブです!

英語での数字の読み方慣れないな、と思ったら是非今日から"カンマを見る度に英語での単位を読む" 練習をはじめてみてください!

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