私は絶賛貧困大学生である。もちろんバイトもしているし、貯金もない訳ではないのだが、その貯金は将来使いみちが決まっているものだし、給料の一定額はNISAに入れてるから実際使えるお金はかなり限られる。

やはり支出を抑えるなら食費しかない。食費は過ごし方次第でだいぶ上下する。特に、自炊してなかった時期はコンビニ弁当をほぼ毎日食べていたことから、生活費のほとんどは食費だった。

自炊するだけで食費の違いは明らかだった。もちろん時間はそれなりに必要になる。

まず、私は作りすぎ・食べすぎをなくすようにした。一人暮らしの自炊の欠点はどうしても作りすぎてしまうことだった。一人分の量が分からず加減ができない。結局2~3人分を一食の食事で食べていた。一人分を作るのは難しいので、作り置きすることにした。夕食時に100均で売ってるようなガラス製の保存用パックに作った物の半分を保存し、翌日分にするようにした。こうすれば、作りすぎ・食べすぎは防げるし、保存すればレンチンするだけなので時間も確保できる。

食材選びも気にするようになった。もやし、鶏むね、豆腐は気づいたら毎週買っている。最近中華麺が安いことに気づき、焼きそばのアレンジを考え中だ。野菜もキャベツ半玉、玉ねぎ3つ、にんじん3本など、これくらいの量は料理の仕方次第で2週間はもつ。お肉もパック丸ごとを一回の料理で消費するわけがないので、小分けにして冷凍することを覚えた。

難しいのは美味しく作れるかや、同じ料理ばかりで飽きないかではないだろうか。私も正直料理は得意ではないのでこの点では悩んだ。今はネットで調べては参考にしている。

私からも最近の節約メニューをいくつか紹介したい。

豆腐ハンバーグは節約しながら比較的贅沢なメニューだ。絹豆腐とひき肉、パン粉、卵、玉ねぎで作れる。作り置きもしやすく、和風や洋風、ピーマンの肉詰め等のアレンジも豊富でオススメだ。

焼きそばもかなりお勧めできる。焼きそば麵が一袋20円以下で買え、かつお腹が満たされる食材がゆえに、もっと早く出会っていればと思った。塩焼きそばやソース焼きそば、まぜそばなんかは作ってみると意外と美味しく作れる。

鶏むねと卵で作る親子丼は豆腐ハンバーグに並ぶガッツリ節約飯ではないだろうか。空腹に丼ものは最高においしい。節約しながらでも十分に満足できるのはやはりうれしい。

今はYouTubeやTikTokで節約レシピが数多く紹介されている。参考にしてみるのは良いだろう。