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【キャリアジャンパー】自己紹介+noteマガジンのご紹介

 あじLab.(アジラボ)合同会社代表の竹谷隆司です。私の自己紹介記事にアクセスしていただきありがとうございます。ここでは、私の少し変わった経歴やスキル現在執筆しているnote記事の構成のご案内をしていきます。
 へぇ、こんな変な経歴で変なスキルの組み合わせの人間もいるのか、とご笑覧いただければ幸いです。


ちなみに、こういう顔をしています。
https://hitosara.com/0031504508/person.html

経歴

 この自己紹介記事は、私が執筆する記事のマガジンの構成や紹介を目的としています。しかし、記事の内容の前に「どういう人が書いている記事なのか」を知りたいのではと思い、駄文ながら自己紹介をいたします。ご興味がなければ「マガジンの内容」まで読み飛ばしていただいて結構です

中学英語に躓き勉強嫌いに

 中学一年の一学期、いきなり英語で躓き、それをきっかけに勉強が大嫌いになりました。知識を得るのは楽しいはずなのに、なぜこんなに嫌なこと、目的が不明なことをやらなければならないのか。嫌で嫌で仕方なかったのを覚えています。

今思えば、なぜあんなに苦手だったのか…。

高校は実家至近、学力が一番低い学科へ

 高校は、実家近くの商業科に。ここが一番近く、成績が悪くても入れるところでした。当然学業が身につくこともなく、部活もせずバイトばかりの生活でした。

大学は行けるところで

 大学はあまり行く気もなかったのですが、親の勧めで行かせてもらえることに。ただしさほど行きたくもないところで、しかも勉強が出来なかったので私立大、高い学費。申し訳ないので2部制の夜間大学に行くことにしました。学費は半分、でも通常の大学を出たのと同じ扱いということで、そこに決めました。簿記の勉強は高校である程度していたので、経営学部を志望。簡単に単位を取れるだろうという計算でした。そして実際、簿記やビジネス基礎、超初級の経済学など、高校で習った内容は簡単に単位を取得できました。しめしめ、と思ったものです。

一度覚えたことだから簡単に単位をとれる=その講義を履修する意味があまりない、ということには当時は気づきませんでした。

脳科学に目覚めて大学院へ

 さて、そこで大変おもしろい講義に出会います。俗に言う脳科学の講義でした。それがすさまじく面白く、心底ハマってしまいました。まさしく人生が変わるほど面白かったのを覚えています。自分の盲点を見る、半側空間無視の事例、などなど。こんなにおもしろいことがあるのか?と震えました。講義の中で紹介された書籍はすぐに図書館で借りて読み、それでも足りない知識欲を、似た内容の本を借りて読みふけることで満たしました。気づけば小さな大学の図書館ではありましたが、脳科学に類する書籍は全部読んでしまいました。

一般に脳科学と呼ばれる学術領域は本当に面白いです。いつか私が特に面白いと思う知見をまとめたマガジンを作ろうかと思っています。


 もともと将来への夢も希望もなく、人と同じように就職して…という想像もしていなかったので、親族友人誰も行っていなかったのですが、大学院というものに興味を持ちました。その最高の講義をされていた教授に相談すると、この大学には心理学を専攻するゼミは少ないから、どうせならこういうところに行きなさい、と、教授の出身ゼミを教えていただきました。それが北大教育学院のゼミでした。教授には本当に大変お世話になり、その後ろくに連絡もとっていなかったのですが、失礼ながら私の結婚式に招待させていただき、久々に再会させていただいたのを覚えています。

研究にハマって理系学部の教員に

 大学院への進学は、やはり家族には驚かれましたが、もともとやりたいならやれば?というスタンスの両親は特に反対しませんでしたし、なんと大学院の入学金まで払ってもらいました。全く学問に興味がないどころか敵視さえしていた私にそれほどしてくれたことには、未だに感謝しかありません。
 さて。大学院の生活は本当に楽しいものでした。学びたいことを時間が許す限り学べ、今までさぼっていたぶん、新しい知識がたくさん取り込まれる快感にしばらく身を委ねていました。博士課程への進学も自然なことでした。
 北大には当時、文理融合の学術領域を盛り上げていこうという流れがあり、ある縁で医学部で脳科学を専門にするゼミとのお付き合いが始まりました。博士院生時には午前中は医学部に、午後は所属するゼミにという生活で、とても充実していました。
 博士課程を修了する段になって、たまたま人員の空きがあったことなどから、医学部の教員のポストを得ることができました。そこからは以前にもまして充実した研究の日々を送り、教員であるため、講義をいくつか受け持ちました(勘違いされがちですが、大学教員の仕事は九割が研究で、教育活動は一割以下です)。もともと「つまらない講義はゆっくりとした殺人である」という、少し尖った思想を持っていた私は、なんとかおもしろい講義になるよう努力し、最終的には若手教員から学生の投票によって選出されるエクセレントティーチャーという賞を何度か受賞するに至りました

飲食店をやりたくなって起業

 そして、次の任期をどうするかというタイミングで、コロナ禍が訪れます。食べることが好きな私は、どうせあまりいけない飲食店に行くなら、食べたことのないものなど、スペシャルなものを食べたいと祈念しますが、しかしそうしたお店は少ないことに気が付きます。一回の食事のうち、ひとつ以上は食べたことのないものを食べたい、感じたことのない発想を感じたいという願いは、しかし多くの飲食店では達成できません。
 自分ならどうするか?ということをいろいろ考え、ちょうど任期が切れるタイミングに退職し、起業することを決意しました。
 2021年4月、あじLab.合同会社を設立。味覚に関する知的な興味関心「面白い」を形にするような、そんな会社を目指して設立しました。

 そして最初に作ったお店が、現在なかなかの人気店に成長した「創作ダイニング たべものであそんではいけません」です。

現在3店舗経営

 現在、すすきの地区で3つの店舗を経営しています。上述したお店に加え、もともと大好きだった汁なし担々麺のお店「汁なし担々麺研究所」と、フルーティーな日本酒だけを取り扱う日本酒バー「フルーティー日本酒とペアリング サケシケン」の3つです。

 本格ダイニング、麺料理屋、日本酒バーと、全く業態の違う3つの店舗を経営しています。それぞれ異なる経営戦略を用いる必要があり、軌道に乗るまではなかなか大変でしたが、いずれも好調で人気店に成長しています。

 さて、私の略歴はこれくらいにして、ではそんな人物がどのようなnoteの記事を書いているんでしょうか。

マガジンの内容

大学のこと

 大学、特に大学院生の生活や研究をメインとする日常、さらには大学教員の仕事内容や生活について、ほとんどの方は知らないのではないでしょうか。前述したように、大学教員の仕事は、ほとんどが研究活動であり、講義をしたり学生の相手をするのは数パーセントの時間でしかありません。
 食事はどうしているのか?
 出張もある?
 研究って具体的にはどのように?
 その前に大学院ってなに?
 大学院生って何しているの?
 どうやって大学院に入るの?
 面白い講義の方法は?
 新しいことを学ぶには?

 などなどの内容を、当時を思い出しながら書いていきます。
 以下のような方には楽しんでいただけるのではと思っています。
・大学院に興味がある方、大学教員の生活が知りたい方。1事例でしかありませんがいろいろ知れます。
・大学院生、大学教員。あるあるネタが満載です。
・面白いプレゼンテーションの方法や、新しい分野に飛び込もうと考えている方。今後How to記事も執筆します。

こちらがマガジンのページです。

飲食経営

 飲食店の経営経験がある知り合いが一人もいないところから、本当に1から始めた飲食経営。いえ、今になってよく考えたら飲食どころか起業した人すら周りにいませんでした。七転八倒の起業の流れ、日本政策金融国庫への話の持っていき方、出店場所の検討の仕方など、How toを織り交ぜつつ、行ってきたことを具体的に記事にしていきたいと思います
 主に飲食経営におけるマーケティング、販売促進の個別具体的な方法、起業や中小企業の経営にかかわるTipsなどを扱います。
・起業(特に飲食関係)を考えている方
・飲食が好きな方
・他分野の記事を楽しみたい方
 が読んで楽しい記事を心がけます。

 マガジンはこちら。

たべもののこと

 大学教員時代、生理学という講義のうちいくつかのコマを担当していたのですが、そのうちのひとつが「味覚・嗅覚」というものでした。味覚の仕組み、嗅覚の仕組みを旧帝大の医学部の学生に説明するということで、大変緊張したのを覚えています。
 面白い講義にするために、関連する情報を集めたりしていくうちにいろいろな情報を取得しました。舌に乗せると酸味が甘味に変わる物質。低温調理法で変化するたんぱく質の性質。これらの知識を記事にしていきます。
 私の知識は、主に「創作ダイニング たべものであそんではいけません」のメニューに活かされています。基本的にはお店で提供する料理について、その素材の性質、調理法、どういう工夫をしているかなどを記述していきます。ちょっとお店の宣伝ぽくなってしまうかもしれませんが、札幌はすすきのにある30席程度のダイニングですので、集客効果は望めません。純粋にnote記事として面白くなるよう努めます。
・料理人の方
・味覚に関する雑学に興味がある方
・知的好奇心が旺盛な方
 が読んで楽しめる内容にしていきます。

マガジンはこちらです。

脳のこと

 こちらはまだ開講していません。
 私にとっては人生が変わってしまうほど面白かったいわゆる脳科学の、本当に面白いと思える内容をまとめていきます。私の経歴としては、大学院生時に脳波を使ったヒトの視覚情報処理についての研究を5年、教員時にゴリゴリの脳科学の研究を6年ほどしていましたので、その時に知りえた知見をまとめていく予定です。
・知的好奇心旺盛な方
・脳科学に興味がある方
が読んで面白いと思える記事を目指します。
 私自身は、脳科学というものがとにかく面白すぎるので、誰が読んでも絶対に面白いと思うハズと考えていますが、それは私が脳科学を好きすぎるからかもしれません。
 マガジンと最初の記事ができましたら、こちらに埋め込みます。

騙されない思考論

 こちらに最も力を入れていきたいと思っています。
 人が何かを認識するとき、必ず実際の事柄との誤差が生じます。これは仕方がないことですが、悪意によってこのズレを大きくしようとするものもいます。またそうでなくとも偶然にもこのズレが大きくなってしまうことも、場合によっては自分自分が原因となって勘違いを大きくしてしまうこともあります。大手メディアですら、センセーショナルで注目されるようなら、論理的にあるいは科学的におかしな主張であっても取り上げる、という蛮行を平然と行っています。
 また特に最近、SNSの飛躍的な進化によって、あらゆる情報発信が簡単に行えるようになってきました。
 つまり、社会にはデマがあふれています。なんの防御策も講じなければ、簡単に流され、悪意に(あるいは愚かしい善意に)流されてしまいます。
 だから、騙されないための物事の考え方を系統講義で発信します。主に人のこころが原因で生じることと、すなわち心理学と、データの取り扱い、すなわち統計学の知見を用います。これらを扱う専門的な記事は世の中に多数ありますが、平易な文体で網羅的に「騙されない思考」を習得する講義は他にないでしょう。
 私のスキルは主に、①心理学、神経科学など、ヒトの心や脳に関わること、②科学的な思考法、③統計解析 の3つで、どれもこの講義を行うに適切なスキルだと考えています。
・データを取り扱う仕事をしている方
・ものごとの印象を文章にする仕事をしている方
・SNSやメディアの情報を信じてよいか疑っている方
・マーケター
・部下の指導をしている方
などに、非常に有用な内容をお届けできると思います。

こちらがマガジンです。第一回の講義の記事は、noteの執筆を始めたばかりにしては、(少なくとも主観的には)多くの方に見ていただけています。

おわりに

 私のスキルには高度な専門性はありません。同じ領域で15年、まっとうに仕事をしている方に比べれば、私の知っていることなど表層のうっすらした部分だけかもしれません。
 しかし、経営学(学位・起業・経営)と心理学脳科学(博士学位、大学教員)と統計学(博士学位、大学教員)、それなりにすべて知っている方は少ないのではないでしょうか。世は転職時代、スキルの組み合わせでオリジナリティを生み出せることが肯定的に捉えられるようになってきました。
 何が言いたいかというと、私の七転八倒のキャリアジャンプによってこそ得られた知見をもとにしたnote記事が、多くの方に楽しんでいただければ幸いです。



 


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