インド|地獄の夜行バス
標高2,050mの町マナリへ向かうために、まずはヴァラナシからデリーまで人生初の寝台バスに乗ることになった。30分ほど遅れてバスがバス停に到着し無事に乗れたと安心しかけるも、2人用のシートが想像を超えるほどの狭さで、棺桶の方が寝心地が良いのではないかと思うほどのものだった。
この時点で既にある程度の不安があったのだが、それに追い討ちをかけるように走り出した車体がうねった道路に沿ってジェットコースターのように上下する。車酔いに非常に敏感な僕はこの先がすごく心配になっている中、