No.185 160振

飛竜丸

伯耆大原安綱の作

〜由来・逸話〜

長宗我部家、家臣瀬尾家伝来の太刀。
明治期には岩下方平を介して樺山資紀が購入し所有していたが、日露戦争後に友人であった東郷平八郎に贈ったという。

なかなかすごい来歴の刀のような主人を持っていますが、実際に伝わる話は

瀬尾家の息子が家財を勝手に売って浪費する放蕩息子だった。
いつこの刀にも手を出すかわからないので岩下家へ預けた。
その後、岩下もなくなり放蕩息子も戦争で亡くなる。そして瀬尾家は家勢を取り戻していった。
その頃になってそういえば家宝の飛龍丸はどこにいったという話になり、母が岩下家に預けていると祖母より伝え聞いているというので、早速岩下家に行くと、当代は明治12年に生まれたものでそんな話は聞いたこともないという。
昔の家従に聞いてみると、先代がなくなる際に、様々な道具を売り払ったが、その中に飛龍丸があり、樺山資紀に買い取ってもらったという。
瀬尾氏は樺山家に行き訪ねてみると、そういう話もあったが、友人の東郷平八郎が戦功を立てた際に祝儀として贈ったという。
さらに東郷家を尋ねると、同苗の者に譲ったために手元にないといわれと、転々と探しまわった話が伝わる。

と預かった物を勝手に売るというなんとも言えない歴を持っている。

〜イメージ〜
竜

今回は飛竜という事で羽の生えた竜で考えた。

〜最終案〜

羽を広げ飛んでいる竜を作成。
ゲームなどである紋章的なイメージにした。

竜は画像などは多くてもやはり架空の生き物、頭部や尾を通するかで悩んだ。

#デザイン #毎日 #ロゴ #デザインの筋トレ #logo #logodesign
#ほぼ日 #刀 #ロゴマーク #ロゴデザイン