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No Rain No Rainbow

先日、ストレスと友達になるという講座をしました。

そして、目からウロコが、とういコメントを頂きました。

ストレス=悪者
という図式だと思ってたので、ストレスがあることは悪いことだ、と無意識に思い込んでいた、と。
そういうことってありますよね。

例えば、ネガティブ思考はいけないものだ、マイナス思考はやめるべきだ、ネクラはダメだ、など。

面白い本を見つけました。

■『ネガティブな感情が成功を呼ぶ』ロバートビスワス・ディーナー著

怒りは想像力の燃料、失敗や後悔が改善を促す、心のダークサイドがもたらす効用に関するユニークな論考です。

もう一つ

■『一流は知っている!ネガティブ思考力』榎本博明著
「夢は必ず叶う」ことはない。
「ポジティブシンキングが成功を導く」は嘘。
「成功だけをイメージする」は危険。
となかなか、面白いです。


有名な働かない蟻の話、ご存じですよね?
2割の働かない蟻がいてそれを排除して働き者蟻ばかりでグループを作ると、その中からまた働かない蟻が2割ほど出てくるという話。

働かない蟻を、悪だとか不要だと考えれば排除したくなるかもしれないけれど
また、新たに働かない蟻が出てくるということ は、その働かない蟻にも存在価値がある、
ということ。

人間からは見えないかもしれないけど、
例えば、働く蟻を応援しているとか、
歌を歌っているとか、
励ましたり慰めたりしているとか、
お祈りをしているとか・・・・

ネガティブ思考にもネクラであることも、もしかしたら抑うつ状態にあることも、みんな意味があります。

今、何かの理由でウツウツとした毎日を送っている人もいるでしょう。

でも、それをただ嫌がる、ただ避けたがるだけでは、多分何も解決しない

私は、そんなふうに感じています。

ストレスとも友達になるように、イヤーな気分からも逃げることではなく、向き合って、眺めて、味わって、ともかく付き合っていこうと気持ちを切り替えるだけで、なにか変わっていくかもしれません。


No rain No rainbow♪

とい うハワイの言葉があるそうです。

美しい虹のために雨が降る、雨がなければ虹はない、
この言葉は、ものすごい勇気をくれる気がします。

あなたの中のネガティブ感情は
その後、どんな虹を見るためにあるのでしょうか?

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