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躁鬱だけどプールに行く予定ができた

神崎りんねと申します。

継続してお読みいただいている方がいらっしゃるのか分からないのですが、私、プールに行く予定ができました。

それくらい大したことないと自分でも思いますし、誰でも行くものですけれども、私としては本当に大事件なんでございますよ。

私はブログタイトル通り双極性障害を患っているのですが、最初はうつ病と診断を受けており投薬治療を行っていまして、効かぬまま年単位で薬を飲み続けて副作用で30kg強増量してしまいました。双極性障害の薬もかなり太る傾向にあり、双極性障害患者の6割は肥満だといいます。私もその6割側です。医師曰く私は副作用が強く出る体質だそうです。

いっときはその脂肪がついた体を受け入れられなくて鏡を見られず、風呂さえも入ることがままならないほどでした。今はほんの少し減量でき、服も2サイズくらいサイズダウンしたのですが、まだまだ数値的にも決して健康的な体重ではなく、外出時にふと全身がうつる鏡が視界に入ると異様なまでに凹みます。

重度の対人恐怖症も発症していると医師に言われたこの私が、体重が増えて鏡も見られなかった私が、水着を友人たちに晒すのです。いわゆる美容体重だった頃ですら、高校の制服の採寸で「ウエストが細くて足が長いからスカートの丈が短くなっちゃうね」なんて言われていた頃ですら肌を見せることに抵抗があったのに、着ます、水着を。ヤバい。

ヤバ~~~~~い!!!マジで!?!?!?私が!?!?!?冬はスリーピースに皮のコート、皮の手袋を履いている私が!?!??!ヒエ~~~~~~~~~

一応保険のために二着購入しておりますが、こんなに肌を出して外に出たことなどほぼなく、めちゃくちゃに狼狽しています。センスのある大信頼フォロワーに背中を押され購入しましたが、いいんですか?水着なんてものを、私が、着て……試着して鏡の前に立ったら思いのほか人の前にお出ししていいものなのかわからず、刻一刻とその日が近づくのを待つしかありません。

人がどんな格好を、どんな外見をしていようが正直本当に興味が湧かないので誰がどんな服を着ても、似合っていても似合っていなくてもTPOさえわきまえていれば良い、という思想でいますが、「自分」という人様より下位の存在が肌を晒してよいのか、というレベルに悩んでしまいます。水着でこんなに困惑するのが許されるのってティーンくらいだろう。私はもう20超えてんだよ!!!!!

異性ウケする服装という概念にも最近触れるようになり、知らない世界がまだまだ広くて困惑がとまりません。去年の今頃はこの世から去ることで手いっぱいだったのが、服というただの布切れごときで頭を悩ませている。我ながらいい変化ですね。短期間で要らぬ脂肪をごっそり落とすことなど不可能なので、可能な限り運動と食事管理を続けはしますが、うーん、ドキドキしますね。これは良いドキドキです。こんなにつらつらと綴りましたが、着てみたいです、水着。

暑いし、顔が濡れる可能性もあるからその対策のメイクも考えていかねばなりませんね。うわ~、めちゃくちゃ楽しみになってきた。一年後くらいにはなんとか標準体重の枠におさまっている計画でいるので、達成していたら着てみたい衣装、してみたいコスプレ、たくさんあります。人生がやっと楽しくなってきました。なんか、本当に生きていてよかったかも。まだ寛解にはたどり着いていませんが、ずいぶんよくなってきました。やりたいことってまだまだたくさんあるな。頑張ろう。今回もご覧いただきありがとうございました。

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