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【通勤電車】寒い朝

駅の階段を降りてホームに立つと、いきなり寒風が襲ってきた。
あまりにも寒い。
コートの襟を立てても防御にすらならない。
自然と足踏みをしてしまう。

なんでこんな日に会社に行かないとダメなんだ。
家でこたつに入ってぬくもっていたい。
せめて気温が上がる午後からの出社にならないかな。

と、なぜかそんなことを思わない。
その理由を考えてみた。
あと5分待てば暖房の効いた電車に乗れるから?
寒さに体が慣れてきたから?
会社に行くぞ!って気合いが入ってるから?

どれも当たってるようで当たっていない。
たぶんホームに一人で立っている訳じゃないから。
同じ寒い思いをしている見知らぬ誰かがたくさんいるから。

みんな、今日も頑張ろうな。


通勤電車に揺られながらふと思ったこと・・・。

「通勤電車の詩」を読んでいただきありがとうございます。 サラリーマンの作家活動を応援していただけたらうれしいです。夢に一歩でも近づけるように頑張りたいです。よろしくお願いします。