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バレンタインの思い出

……と、タイトル付けといてたいしたエピソードがないことに気付く。

 こんばんは、亀山真一です。短編読み切り『チョコレート』をアップ致しました。前の連載がギリギリでしたが、なんとかバレンタインに本編が間に合って良かったです。
 高校生の頃、校則がゆるかったのもあって義理チョコ友チョコをばらまくクラスメイトが結構いました。ホワイトデーに手作りクッキーをばらまき返す男子までいて……あ、いや、彼はクラスメイトじゃなくて部活の後輩だったかな。演劇部は女子率が高かったもので。
 とにかく僕は、バレンタインはいわゆる女子力をアピールするイベントだと長らく勘違いしておりました。今回のヒロインはその勘違いを引きずったまま拗らせています。自分がもう少し本命チョコと縁のある人生を送ってきていたら作中の彼女ももっと素直になれたかもしれません。が、それでは小説になりませんよね。難しいところです。

 ちなみに、この『チョコレート』は以前掲載した『いちごの日』と対になる小説です。
 僕は一月五日生まれではないものの、苺が嫌いなことで何度も損した気分になっています。何故スイーツに一番使われる果物は苺なのか……? あの酸味と種のつぶつぶ感が苦手で、でも逆に甘い苺ジャムや苺テイストのお菓子は平気なので、いつかブランド物のとんでもなく糖度の高い苺を食べて克服したいと思っています。
 もしお勧めの品種があったら教えてくださいませ。

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