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雑記1

1月1日に日本を出発してから一週間。あっという間なようで、想像以上に苦しい一週間だった。
出発前から不安が止まらなくて、到着してからは自分があまりにも英語を話せないことに絶望したり日本での当たり前の暮らしが恋しくなったり、一人になったときにふと寂しさが溢れたり、色んなことをきっかけに涙がこぼれる日々を過ごしている。

でもここでも暮らしにほとんど不自由は無くて、自分の部屋があるし、治安も比較的良いので過度な心配なく外を歩ける。わからないことがあっても、勇気を出して周りの人に聞けばみんな優しく教えてくれる。
昨日ランドリールームで乾燥機の使い方を教えてくれた人は、スリランカから来たって言ってた。

今週はマイナス20度以下の日が続いて、ひどい日にはマイナス30度近くまで下がる。日本にいたときには想像もできなかった寒さでも、太陽が出ているお昼に外に出ると、冷たい空気が顔に当たって、なんか全身がしゃんとして、頭もすっきりする気がする。一面の雪景色に太陽が反射する様子は本当に綺麗で、これを見るとここに来てよかったなと思える。

海外の人と話すのはとても緊張する。話しかける所まではよくても、相手の答えを聞き取ってそれに自分の言葉で答えることにすごく焦って、頭の中がこんがらがってしまう。
特に、アメリカから来たルームメイトと話すのがいちばん難しい。すごく早口だし、なんといっても目力。あと普段あまり笑顔にならない。クールな見た目や表情に圧倒されて怯んでしまう。
この子とスムーズに話すことができるようになったら、それはもうめちゃくちゃ自信がつくだろうな。

アジアから来た人たちは、私を見るとどこから来たの?と話しかけてくれることが多い。昨日チューターさんの家に集まったとき、メンバーの中に香港の子が2人と台湾の子がいて、3人が口を揃えて「香港や台湾の人はみんな日本が大好きだよ!」と言ってくれて本当に嬉しかった。ほっこりした。

同じ大学から一緒に留学に来ている先輩がいて、留学に来てまで日本語で話しかけるのは迷惑かなって躊躇していたけど、話してみたらその先輩も不安な気持ちは同じだったみたい。今はお互いに相談し合えるようになって心強い。


留学アドバイザーの人が前に言ってた、「まずはここにいる自分を褒める」という言葉が沁みる沁みる。ここで生きてるだけでもうえらいんや、自分。

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