たま

ひつじ年 大学4年生 21歳

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ひつじ年 大学4年生 21歳

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  • 留学日記

    2024.1〜2024.5 フィンランド留学🇫🇮の記録

最近の記事

遠くのあの子を思い出す

私は高校進学のとき、地元から電車で片道1時間かけて通学する高校を選んだ。大学は地元を出て遠くの県で一人暮らし。そして今は海外に留学中。 高校、大学と、生まれ育った場所から外の世界へ外の世界へと出ていく度に、色んな場所に自分のことを知ってくれている人ができた。 各地から集まった友達に地元の話を聞く。すると、その場所は「私の友達が生まれた場所」になる。 それまで何も関係が無かった場所に、繋がりができる。 いつ恋の中で特に好きなシーンがあって、 練が久しぶりに会津に帰省したと

    • みんながウサギなら自分はカメだけど

      フィンランドに来て3か月。5か月間の留学の折り返し地点が過ぎた。 1月は慣れることに精一杯で毎日が刺激的。2月は少し余裕が出てきて楽しい思い出ができたのと、前半の授業が終わる時期だったのでテストやプレゼンがあって少し忙しくしていた。 3月はというと、どんよりした天気と同じように、悩んで悩んでずっと悩んでいたように思う。 2月末に前半の授業が終わってから、後半の授業が始まるまでの移行期間でかなり時間に余裕があった。 この期間に就活について周りの人に相談したり、自分はどうした

      • フィンランドでの私の暮らし

        5か月間の留学生活も折り返し地点が過ぎて、もうすぐ3カ月が経とうとしています。 今週末から1週間ほどイースターの休暇で授業が無いので、家でゆっくりしたり楽しみな予定を立てたりと、日本ではあまり馴染みの無いこの期間を満喫できたらいいなと思っています。 日本を出てヨーロッパで暮らすという貴重な経験をさせてもらっているので、毎日の過ごし方や感じていることを、ちょっと長くなるかもしれないけど記録してみます。 気候や自然について 私が到着した1月の初め頃は、毎日マイナス30度で、

        • 雑記2

          留学開始から1か月。 おお、なんだかんだここで1カ月生きたなあ、という感じ。 3週間目くらいからはメンタルも落ち着いてきて、楽しいことをしたいと思える余裕が出てきたことが嬉しい。 去年の末から携帯のアプリで簡単な日記をつけるようになって、それをちゃんと続けられている! 本当に継続力が無いで有名なので、日記もこれまで何度も挑戦しては書かなくなるの繰り返しだったけど、時間にゆとりがあるおかげで毎日寝る前に一日を振り返ることができている。 もうひとつ、毎日10000歩以上歩くと

        遠くのあの子を思い出す

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        • 留学日記
          7本

        記事

          悲しい顔をさせたくないと思うほど

          いちばんすきな花というドラマの中で、夜々ちゃんが母親に本当の気持ちを伝えた4話が心に残っている。 「ママのことは大好きだけど、嫌いなところがいっぱいある。」 この言葉を吐き出した夜々ちゃんと、電話越しに頷く母親の表情を見て、涙がでた。 末っ子で女の子であることの複雑な気持ちに共感したのもそうだけど、 それ以上に、それを両親に言えなかった夜々ちゃんの気持ちがすごくわかる気がして、苦しくなった。 相手が大事な人であるほど、悲しい顔をさせたくないと思う人であるほど、本音を言え

          悲しい顔をさせたくないと思うほど

          雑記1

          1月1日に日本を出発してから一週間。あっという間なようで、想像以上に苦しい一週間だった。 出発前から不安が止まらなくて、到着してからは自分があまりにも英語を話せないことに絶望したり日本での当たり前の暮らしが恋しくなったり、一人になったときにふと寂しさが溢れたり、色んなことをきっかけに涙がこぼれる日々を過ごしている。 でもここでも暮らしにほとんど不自由は無くて、自分の部屋があるし、治安も比較的良いので過度な心配なく外を歩ける。わからないことがあっても、勇気を出して周りの人に聞

          いざ、マイナス20℃の世界へ

          ただいま、留学先のフィンランドに向かう飛行機の中です。もうあと30分くらいで到着。 出発直前の数日間は、メンタルが大荒れ。ほぼ毎日泣いてた。 1人で外国で暮らしていけるのか不安、英語も現地語も自信がない、5ヶ月間も友達や家族、好きな人に会えなくなることが寂しすぎてたまらない、そう考えては涙が出た。 出発2日前と前日がいちばん精神的にきつくて、色んな人の前で泣いたし、母親と喧嘩もした。 自分で行きたいって思った留学で、たくさんの人に協力・応援があって叶えさせてもらったから、

          いざ、マイナス20℃の世界へ

          留学への出発が迫ってきて、12月はこれまでの人生でいちばんたくさんの「いってらっしゃい」をもらう月になりそうです。 応援してくれる人がいるって思い出すきっかけがいっぱいで嬉しい🥕

          留学への出発が迫ってきて、12月はこれまでの人生でいちばんたくさんの「いってらっしゃい」をもらう月になりそうです。 応援してくれる人がいるって思い出すきっかけがいっぱいで嬉しい🥕

          立ち止まって留学する

          今週のしいたけ占いに、こんなことが書いてあった。 『水瓶座には独特の運命みたいなものがありまして、あなたは自分で自分の人生の階段を昇っていく時に、「自分でも自分が、何をやっている人なのかわからない人」という感覚を持つことがあります。』 今の私が本当にその状態だったからびっくりした。 留学に行くことが決定してから数カ月。 大学の授業は無くて、留学の準備とお金を貯めるためのアルバイトの繰り返しの毎日。 準備がひとつずつ進んでいる感覚を持てているときは大丈夫でも、申請した資料

          立ち止まって留学する

          ひとりでスタバに行った日の日記

          全休だったので買い物に出かけた途中で、ふと思い立ってスタバに寄ってみた。 一人で行くのはまだ緊張するので、店内に入る前に近くのベンチに腰掛けてメニューを予習して(ダサい)、 新作のいちごのフラペチーノにしようと決めていざ、入店。 順番待ちで並んでいる間もどこを見たらいいかわからないので、カウンターの奥で忙しそうにドリンクを作っている店員さんを眺めていた。 順番が回ってきて注文しようとメニューを見ると、欲しかったフラペチーノの写真の上には、「sold out」と書かれた赤

          ひとりでスタバに行った日の日記

          自分のやりたいこと、友達と遊ぶこと、それをするためにはお金が必要で、お金を稼ごうとバイトしてたら今度は時間が無くなる。 これって思ってた以上に苦しくない?! 最近この葛藤に心をすり減らされそうになっててあぶない。

          自分のやりたいこと、友達と遊ぶこと、それをするためにはお金が必要で、お金を稼ごうとバイトしてたら今度は時間が無くなる。 これって思ってた以上に苦しくない?! 最近この葛藤に心をすり減らされそうになっててあぶない。

          明けましたね、

          明けましておめでとうございます🎍 無事に新年を迎えられてホッとしています。 年末から地元和歌山に帰省していて、 明日には帰らなきゃな〜と思いながら 家族と初詣に行く車の中で2022年最初の文章を書いています。 5日間ほどの短い期間だけど、今回の帰省ですごく心が動いたので、残しておきます。 帰省初日の29日の夕方、かくかくしかじかで予定より3時間ほど遅れてやっと和歌山に着いて、まず初めに高校の部活の仲間と会いました。 ほとんど卒業以来会っていなかったから、約9ヵ月ぶり。

          明けましたね、

          泣きたいのに涙が出ないぞ

          これまで人に話すことをためらっていた気持ちを 聞いてくれる人達に出会った。 人に話すことでこの気持ちの正体が少しわかった気がするので ここに残しておきたいと思った。 (聞いてくれていた人たちにとっては内容被りまくりですみまそん) 始まりは、泣きたいのに涙が出ないことがあるよねっていう話から。 私は、嫌なことがあったり気持ちが沈んでいるとき 自分のなかに黒いモヤモヤが立ち込めているのがわかって 頭の奥のほうはじわじわと湿ってくるのに 目から涙は出てこなくて、

          泣きたいのに涙が出ないぞ

          夏休みの終わりに、嬉しかった話

          なんとなくnoteを開いたら 自分の好きな人が昨日2人も記事を更新していて 自分も書きたくなって書き始めた、そんな今日は夏休み最後の日。 この夏休みに、私は新しく学生団体に入った。 「また帰ってきたいまちをつくる」 そんなテーマを持って活動するこの団体には素敵なひとやものが溢れている。 まだ入って2カ月弱なのに、 大学に入学してからこれまでの色々は、この団体に出会うためだったのかも。とか 柄にも無いことを考えてしまうぐらい 心地良いし、ここに来てよかったなっ

          夏休みの終わりに、嬉しかった話