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育児記録*89 防げた事故から学ぶ


つい先日娘がビーズを飲み込んだ。

正確に言うと飲み込んだ現場は
誰も見ていなかったので
飲み込んだと思われる。


わたしが晩ごはんの用意をする時
娘はベビーサークルの中で
遊んで待ってもらっている。

その日もいつもと同じように
ベビーサークルの中で遊んでいた。

わたしは晩ごはんを作りながら
なんとなく違和感を感じて
娘の様子を見にいくと
ビーズを1つ口に入れていた。

それを取り出し
娘の近くを見てみると
わたしが作ったビーズ入りの
おもちゃが破壊されていた。

直径8mm程のビーズ3つを
ペットボトルの蓋2つ合わせた中に入れ
ビニールテープで巻いた
マラカスみたいなおもちゃ。

ビニールテープを剥がして
中のビーズを食べていた。

ペットボトルの蓋が4つ転がっていて
ビーズを3つ見つけた。

しかしあと3つ見つからない…

夫はいつもの如く部屋に篭っていたので
すぐ夫を呼びに行き
散らかったおもちゃを片付け
ビーズを探しまくった。

でもやっぱりビーズ3つが見つからない。

状況的に考えて
娘が飲み込んだとしか考えられない。

とりあえず娘は
ちゃんと息をしていて
ビーズが詰まっている様子はない。

しかし何かあっては遅いので
病院に行こうとした。

東京に引っ越してきたばかりで
近所の小児科クリニックしか
行ったことがないので
とりあえずそこに電話してみることに。

するとレントゲン設備がないので
大きい病院に行ってください、と言われ
#7119 の番号を教えてもらった。

それにかけると何があったのか
娘は今どんな様子なのか
丁寧に聞き取りしてくれ
近くの大きい病院を教えてくれた。

その中で一番近くの大きな病院へ。

飲み込んだと思われるビーズと
同じものを持参し事情を説明。

娘の心音を聞いたり
気道の音を聞いたりして
結局レントゲンは撮らなかった。

レントゲンを撮ってもビーズは写らないのと
少量でも放射線を受けることになるので
今回は撮らなかったということだった。

やはり状況的に考えて
飲み込んでるだろうけど
今のところ気道のどこかに
ビーズが詰まってる様子はないし
排泄物から出てくるのを待つしかない、と。

今一度おもちゃを見直してください、と。

家に帰ってすぐビーズ入りの
手作りおもちゃを全て捨てた。

これまではカシャカシャ音が鳴るのを
面白がって遊んでいるだけだった。

でも手先が器用になり好奇心も大きくなり
わたしが予測する行動よりも
娘の能力がどんどん成長していた。

今回のことで定期的に
身の回りの物を見直す必要性を感じた。

これまで届かなかった高さのものを触ったり
小さなものを摘めるようになっていたり
成長は嬉しいことだけど危険箇所が増える。

手が届きそうなところに物を置かない。
小さな物は落ちたままにしない。
基本的なことかもしれないけど
子どもの身長や能力の成長を考え
生活しないと、と改めて思った。

今回はこちらが防げた事故だった。
娘には申し訳ないことをした、ごめんね。



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