11月23日の文フリ東京にて新刊発売します。

ちょっとご無沙汰なnote更新。
今日書くのはただの日記、そしてお知らせです。

今月に入ってから(とくにこの2週間くらい)何をしていたかというと、文学フリマに出す同人誌の原稿を書いていた。
「石油王と結婚したい」というしょうもない名前のサークルで、異国料理の食レポ本と、あと個人的にSMAPのことを書きまくった同人誌を出す予定。

そうです、文学フリマ出るんです。ちなみに2度目です(前回やった時はnoteには書いてない、多分)。
11月23日(月・祝)、東京流通センター 第二展示場にて11時~17時。ブースはオ-14。お暇な方、お待ちしています。



ここで、どんなものを書いたのかご紹介。興味があれば文フリに足を運んでくれるもよし、「その日忙しいけど興味ある」とか「東京遠いけど読んでみたい」とか思ってくれる方がもしもいたら、 saaskaugria@gmail.com 宛に連絡ください。何らかの方法でお渡しできないか、検討します。



1.異国料理で世界旅行


昔から、わたしは「食」に一切興味がない。
いや、全く興味がないと言ったら嘘になるか。好き嫌いが激しいので、見知らぬものを口にするのにものすごく抵抗がある。そういう意味で長いこと、いわゆる「エスニック料理」はわたしの天敵だった。スパイス効きまくり~というイメージが苦手なのだ。

そもそも文学フリマに参加することになった経緯は、前回、知人が「異国料理のグルメ本を出すんだけど、誰か一緒にやりませんか」とFacebookに流していたことがきっかけだった。「自分の書いた文章を誰かに読んでほしい」という願望は人一倍強いので、文フリへの出店には非常に興味があったのだけれど、一方でその時に即答できなかったのは「異国料理か…」と思ってしまったから。わたしにとって、食事は「和食」「洋食」「中華」「パスタ」。パスタは大好きなので別枠。ここから外れるものを食べるのか…と考えるとそれだけで気持ちがちょっと重くなるくらいには、食に関する冒険に乗り気でなかった。

「異国料理が怖い」「自分の書いたものを読まれたい」という2つの感情が自分の中で激闘をかわした末、結局勝利したのは後者の感情。とはいえ、前回自分が実際に食べて食レポを書いたのは、ロシア料理とスウェーデン料理。言うて、そこまで見知らぬものは出てこないのだ。羊肉やイノシシ肉は平気だし、スウェーデン料理はザリガニさえ避ければ問題なさそうだし(無脊椎動物は食べ物ではないと思っている)。そんな感じでのらりくらりと乗り切ったのが前回。

で、今回はどこの国の料理を食べたかというと以下の3つ(オーストラリアの食レポは友人が書いてます)。

・オーストラリア料理(カンガルーのステーキ)
・ドイツ料理(ソーセージとプレッツェル)
・エジプト料理(といいつつモロッコ料理を食べた気がする)

ドイツ料理はビール飲めなくて申し訳なかったけど、ソーセージなので全く抵抗なし。問題はオーストラリアとエジプトだ。
オーストラリア料理の時は、カンガルーを食べようと決意するまでに結構な勇気が要った。気持ち的にも、金額的にも。それからエジプト料理は、そもそも都内に専門店が少ない。かなり高い店か、常連さんしか行かなさそうな店という2択。1人であちこち行くのにさほど抵抗がない性格とはいえ、これまた店に行こうと決意するまでに勇気が必要だった。豆系(なんとも雑な括りである)嫌いだし。

お味はどうだったか、は本書を読んでのお楽しみ。350円で販売します。


2.2015年 「SMAP」考 ー"きらきら光る秘密"を求めて

こちらは、昔から興味がありまくりのテーマ。50ページ強、SMAPのことだけを書いています。まずは目次をご紹介。

・はじめに
・SMAP「可愛い」「かっこいい」論争――今日も踊らされる一スマオタとして
・「Theme of Mr.S」について話したくてしょうがない
・パーフェクト・アイドル「香取慎吾」
・全55枚+α!SMAPシングル表題曲完全レビュー
・おわりに

「Theme of Mr.S」の話と慎吾くんの話はnoteに書いたものに加筆修正(特に「Mr.S」の方は、アルバム自体の感想をだいぶ書き足してます)。
新しく書いた2つをちらっとご紹介すると、「SMAP「可愛い」「かっこいい」論争」ではSMAPの魅力を改めて紐解いている。昨年のコンサートや今年のテレビを元に、「今」のSMAPについてスマオタ全開で書いたものだ。
「SMAPシングル表題曲完全レビュー」は正直、めちゃくちゃ大変だった。「全シングル」っていう言い方をしたときに省かれがちな、両A面シングルの2曲目(「スーパースター★」とか「ココカラ」とか)や、配信シングル「幸せになろうよ」も扱っている。1曲110字程度、という縛りを設けたため簡単なレビューではあるが、手間暇かけた力作。本当はクロスレビューとかできたら面白かった気がするけど、友達が少ないので叶わず。

タイトルの「きらきら光る秘密」は、彼らのデビューシングルの歌詞から拝借している。わたしがずっとSMAPに魅せられている理由を考えたかったから、こんなタイトルをつけた。本文中でも何度か書いているし、noteでも再三書いてきたと思うんだけれど、決して「全てを知りたい」わけではないのだ。それでも、わたしは彼らのことをもうちょっとだけ知りたい。どうして、赤の他人である筈の彼らがこんなに愛おしいのか。その答えに少しだけ近づけたんじゃないかと思っている。
ちなみにこちらは500円で販売する予定です。もしかしたら450円に下げるかも。

締切間際にならないと作業をしない性格なので、異国料理本はともかくSMAP本は完成しない可能性も大いにあった(笑)。無事に完成して本日入稿したので、ようやくお知らせできた次第です。
ようやるわ、と言われそうだけど、楽しかったのでおっけーです。

それでは11月23日、文学フリマ東京でお会いしましょう。

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