Saya.K

ライター/編集者。1992年、東京生まれの東京育ち。音楽、アイドル、特撮、舞台、読書が…

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ライター/編集者。1992年、東京生まれの東京育ち。音楽、アイドル、特撮、舞台、読書が好きです。最近は全然違う名前で短歌を嗜んでもいます。 ※お仕事・お問い合わせは saaskaugria@gmail.com まで

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    読んだ本を片っ端から忘れていくので、簡単な読書記録を書いていくことにしました。noteの更新頻度を上げるぞ、という魂胆もある。たぶんミステリが多め。

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世界に一つだけの花

この曲が発売された頃、わたしは小学生だった。当時の担任教師は「この曲は現代の讃美歌だと思う」と言っていた(キリスト教系の小学校に通っていました)。当時は「何言ってんだこいつ」と思っていたけど、今にして思えば、彼の言っていたことはあながち間違いでもなかったかもしれない。 宗教改革を行ったルターは、讃美歌に"わかりやすさ"を求めた。音楽好きの彼が愛したのは、プロの聖歌隊にしか歌えないテクニカルな曲ではなく、誰もが歌えるような単純な曲。旋律に乗せられる詞も、それまでのラテン語では

    • 遠い国の女の子と文通を始めました

      最近始めたこと、もう1個。プラン・インターナショナルへの継続的な寄付を始めました。覚えておきたいから、ちゃんと書いておくことにする。 「私には遠い話」と思っていた、けれどプランを知ったのは、電車の中吊り広告がきっかけだ。「遠い国の女の子の、私は親になりました」という広告。 といっても、その広告を見てすぐに「寄付しよう!」と思ったわけではない。ただ“親になる”という強い言葉が忘れられず、しばらくしてプランのHPを見に行った。途上国で困っている子どもたちがいることは知識として

      • 息継ぎのようにあれこれ試しては見知らぬ自分を探しに行くよ

        最近のわたしは短歌を作っています。(唐突) これがもうめちゃくちゃに面白くて、目にするもの全部五・七・五・七・七にしたくなるので生活に支障を来しつつある。そのくらいハマっている。 どちらかというとグダグダと長い文章を書きたいタイプだし、あまりポエティックな語彙を持っている人間ではないので、俳句や短歌のような文字数制限のある詩にはまる日が来るとは思ってもみなかった。 とはいえ長々書くのもやっぱり好きなので、作り始めた経緯を書いておこうかな。ミーハーなので、最大の要因は朝ド

        • 弾丸一人旅・京都(23年3月)

          よく妹と話してるんだけど、写真を撮りまくっているとクラウドサービスはすぐに容量が足りなくなる。思い出が増えれば増えるほど圧迫されるシステム! かと言って紙に印刷して貼るほどのまめな性格でもないし、そもそも写真がヘッタクソなのでコメントとともに残しておかないと見返したときに「これはなんだっけ……?」となるばかり。 というわけで、試しにnoteで旅行記録を残してみる。完全に自分のメモ用。ひとまず先日行った京都~奈良の弾丸一人旅から。 ※旅行記を書いたことがないから、どういうテ

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          【ハリー・ポッターと呪いの子 感想】ハリーと大人になった私

          一つのものを長いこと好きでい続けると、たまに“伏線回収”とでも言うべき瞬間がある。今日はまさにそんな日だった。『ハリー・ポッターと呪いの子』を観るまでの葛藤と、観劇したらそれが吹っ飛んだ話。 『ハリー・ポッター』に夢中になったのは、たぶん9歳か10歳のとき。一度何かにハマると気持ち悪いくらいにのめり込む性格をしているわたしは、その世界にどっぷりのめり込んだ。小学生のわたしがそのハテでたどり着いた持論は「これは物語なんかじゃない」。 魔法界はどこかに存在していて、だからハリ

          【ハリー・ポッターと呪いの子 感想】ハリーと大人になった私

          あけましておめでとうございます、さえ言ってないのにもう5月が終わる!! 書きたいことはいろいろあるんだけどなあ。 とりあえず、今年もきれいに咲きはじめた我が家のアジサイ(見せびらかしたくて、Twitterはじめあちこちにアップしています)

          あけましておめでとうございます、さえ言ってないのにもう5月が終わる!! 書きたいことはいろいろあるんだけどなあ。 とりあえず、今年もきれいに咲きはじめた我が家のアジサイ(見せびらかしたくて、Twitterはじめあちこちにアップしています)

          ※ネタバレ有※『あなたの番です 劇場版』が期待の数倍面白かった

          劇場版『あなたの番です』がめちゃくちゃ面白くて、誰かに話したい! と思って。プライベッターに投稿する用の感想を書いてたんだけど、書き終えて投稿ボタンを押す寸前にnoteの存在を思い出したのでこちらに。 あんまり推敲してないけど、今の熱量のままアップしちゃおう。   めちゃくちゃねたばれ (いらすとやには何でもあるなあ) ドラマを経て、登場人物の背景や過去がきちんと頭に入った状態で、まったく違う筋書きの事件を観ていくっていうのが悔しいくらい面白かった。 通常は、2時間の映画

          ※ネタバレ有※『あなたの番です 劇場版』が期待の数倍面白かった

          ボランティアジャーニーの終着駅で

          人生の節目であろうと思われる日の朝、わたしは必ずGalileo Galileiの『四ツ葉さがしの旅人』を聴く。  7月22日、フィールドキャストとしてオリンピックの活動初日に臨んだその朝もそうだった。ずっとずっと夢見ていた、TOKYO2020のボランティア。当初思い浮かべていた形とは少し違ったけれど、夢が叶う日である、ということに違いはなかった。 潮風公園で過ごした、かけがえのない11日間。それから、武蔵野の森総合スポーツプラザで過ごした、尊い5日間。一生ものの経験だらけ

          ボランティアジャーニーの終着駅で

          私のボランティアジャーニー

          相変わらず「こんなはずじゃなかった」が跋扈する東京を、2021年も生きている。 そんななか、いよいよゴールの見えてきた旅路について、今の気持ちを書き留めておこうと思って文字を打ち込んでみる。 2018年の秋に始まった、「ボランティアジャーニー」という名の旅路の物語。 「東京五輪のボランティア」に憧れて「東京にオリンピックが来たら、ボランティアとして携わりたい」 そんな想いを抱きはじめたのは、いつからだったろうか。 「オリンピック」をテーマに自由研究を提出したのが、小学校6

          私のボランティアジャーニー

          人生初のネイルサロン(11月上旬)

          前回の記事はこちら。 20年来の爪噛み癖をなんとかしたい! と思い、深爪矯正を専門とするネイルサロンを予約したのが10月末。当然、ネイルサロンに行くのなんて人生で初めてだ。記憶にある限り、指先を極力人目にさらさないように生きてきたので、当日の朝はめちゃめちゃ緊張していた。 「ネイルサロンに行く」って、本当にオシャレな人しかしてはいけないことのような気がしていた。新しいワンピースなんて着ちゃって、お気に入りのイヤリングをして。それでも、指先にはめちゃくちゃ小さい爪しかついて

          人生初のネイルサロン(11月上旬)

          深爪矯正を始めました(11/9)

          決して褒められた話ではないんだけど、わたしの経験が誰かの背中を押せたらいいなと思って。わたしも、顔も知らない誰かのツイートに勇気をもらったから。 あんまり人に話したことはないんだけど、わたしには、子供のころからずっとやめられない悪癖があった。それが爪噛みだ。 いつから噛むようになってしまったのか、何がきっかけになったのか、もう覚えていない。どこかで「親の愛情が足りないと子供は爪を噛む」と読んだことがあるけど、断言してもいい、我が家に関してはそんなことは絶対にない。ただ、6

          深爪矯正を始めました(11/9)

          ころなか生活・夏

          「こんなはずじゃなかった」ばかりが連なる2020年の夏を生きている。 本当だったら、2020年の夏はわたしにとって、何より特別な季節になるはずだった。 子供のころからの夢だった、東京オリンピック・パラリンピックのボランティア。選考通過の連絡を受けた昨年秋以降、オンラインで英会話のレッスンを受けたり、ビデオレッスンで障がい者対応のイメージトレーニングをしたりと、万全の準備で臨むつもりだった。本当だったら、今ごろはちょうどパラリンピックの最中だったはずだ。 熱中症対策をはじ

          ころなか生活・夏

          ミニひまわり(かわいい)が咲きました

          ミニひまわり(かわいい)が咲きました

          ありがたいことに最近フォローしてくださった方が多いようで、なのにここ半年ほど何も更新しておらずすみませんです。最近はミニヒマワリを育てたり、仕事に邁進したりしています。近々きちんと更新したいものです。

          ありがたいことに最近フォローしてくださった方が多いようで、なのにここ半年ほど何も更新しておらずすみませんです。最近はミニヒマワリを育てたり、仕事に邁進したりしています。近々きちんと更新したいものです。

          『Ribing Fossil』- 待ち続けた「生きた化石」の物語

          久しぶりのりぶわんお疲れ様でした。 アルバム『Ribing Fossil』の感想は去年のうちに書いてあったんだけど、りぶわんのチケットが取れず、傷心のあまり放置していました。セトリ見て結構本当に泣いています。 10周年ライブは絶対に行くぞ!という思いのもと、3ヶ月越しで公開してみます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 4年間待ち続けたりぶさんのアルバム『Ribing Fossil』は、こんな歌い出しの「リア」から始まった。 10年ちょっとの思い出 少年なら大

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          【読書記録】何者/朝井リョウ

          『何様』を読んだ流れで、2-3年ぶりに『何者』を読み返した。 演劇サークル出身で他者の観察を趣味とする拓人、拓人の同居人でバンドに青春を費やした光太郎、光太郎の元カノで拓人の片思い相手でもあるまっすぐな性格の瑞月、瑞月の友人でいわゆる"意識高い系"な理香、理香の彼氏で"就活はしない"と言い切る隆良。ひょんなことから知り合った5人は、理香の部屋を就活対策本部として度々集まることになる。自らの本音や自意識を晒したり隠したり、ときにはSNSに吐露したりしながら交錯していく5人だが

          【読書記録】何者/朝井リョウ