見出し画像

ただ、どんだけ宮藤官九郎が好きか伝えたい~テレビドラマ:ごめんね青春!~

いつもお世話になっております。
するめでございます。

いつもは海外ドラマを見るのですが、全シーズン見るともう頭の中が英語だらけになるんです!!皆さんなりませんか?

はぁ~と作品を見終わった虚無感と達成感と色んな感情が入り交じり、「よし!日本のドラマみよう!」と安心を得たいんでしょうか、何回、何十回見たドラマを見ます。

するめの宮藤官九郎へ愛!!

その中でもう何十回も見たであろう宮藤官九郎の作品が好きなのです!!宮藤官九郎の才能が大好きなんです!!!もうね。役者としても脚本・監督としても、作曲作詞どの分野にしても大好きなんです。

推しとはまた違う感情のようなもの!ガチ恋か!!

ダメ男好きのするめとしては、宮藤官九郎が演じるダメ男はもうズキュンなのです。撃ち抜かれて、見ていると胸が苦しくなるのです。見ていたら「はぁはぁ・・」と息も絶え絶えでになってしまうのでございます。
宮藤官九郎になら顔を踏まれてもいい!!でも、素足でお願いします!
やばい!変態が出てきてしました・・


配信の神よ!ありがとう!そしてTBSよありがとう!

宮藤官九郎脚本のドラマが配信されるようになったので、何度も見てるんですが、するめの世代は、「木更津キャッツアイ」なのですが、これが好きすぎて、当時中学生のするめの仲がいい友達のグループ名にしたぐらい当時もするめは熱狂していました。

それからというもの、宮藤官九郎と名のつくものがあれば何でも見ていたのです。

今回は、ごめんね青春!

NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」のすぐ後にテレビ放送されたドラマで、ものすごく宮藤官九郎脚本がフューチャーされていましたが、歴代最低視聴率だったそうですが、するめは欠かさず毎回、見ておりました。

するめが考える宮藤官九郎脚本の基本!

・スタートは悲しみから入るけど、それを忘れるぐらい面白いストーリー
・現代のお話
・最後は、少し悲しく終わる
ドラマも、映画も、舞台もこれが軸になっています。

このお話のスタートとラストが”悲しみ”という感情になるのがするめの大好物になるわけです。だって世の中楽しいことばかりではないのですから。


ごめんね青春!のあらすじ

静岡県三島市を舞台にした学園ものドラマであり、隣同士に偏差値の高いカトリック系の女子高と偏差値の低い仏教系の男子高があり、カトリック系の女子高に放火された事件をキッカケにドラマが始まります。

ネタバレ線というか昔の作品だから要らない?


超ド・ストレートな青春ドラマ

不登校ヤンキーも居ない学園ものでそういった社会風刺がなくなんのバイアスもなく観れる作品なのです。皆さんも経験したこの「青春」とはなんだったんだ。学生目線の青春を謳歌した人や、大人目線からの青春を引きずるとどうなるのか?というのが描かれています。

満島ひかりの可愛さが半端ない!!

満島ひかりは、名女優中の名女優です。心動かされまくる演技をしてくれるのですが、もうね。服のセンスが半端ない!満島ひかりの専属のスタイリストさんがいるようでその方が満島ひかりの衣装を選んでいたと何かでみたことがあります。

やっぱり、学園ものは金八テイストになるのは仕方ない!

毎話、色んなドラマがあり解決するのですが、錦戸演じる原平助(国語教師)がクラスの皆に人生授業をするのです。青春とは何かということを。

この中で出てくる「後ろメタファー」と言うのがとってもいい言葉ですよね。言葉作りの天才のみうらじゅんが作った言葉が良くて、脚本の中に入れたそうです。後ろめたいことのメタファーとなる菩薩の母がいつも、原平助の懺悔を聞いてくれるのです。

青春は、さむい」とか、大人になれば青春ってそうなんだよなって感じなのですよね。青春というノイローゼから抜け出すと分かるんですよね。


宮藤官九郎脚本の少し悲しいスタートから少し悲しいラスト

第一話から、主人公である原平助が放火したと言っているのですが、主人公が放火なんかするはずないと視聴者は思うんですよね。ちゃんとは描いてはいないのですが、多分、主人公の原平助が飛ばしたロケット花火で礼拝堂は燃えてしまうわけです。青春!青春!と謳歌していく生徒を見ながら自分も青春時代に犯してしまった罪を報うべき、皆に懺悔して先生を辞めてしまいます。青春を引きずりすぎるもの問題でなんでございます。

第一話から分かっていたが、ラストになると思い出してなんだかもの悲しくなるのがたまんないんですよね。

木更津キャッツアイ」も岡田くんが癌を患ってることははじめから言っていたし、「あまちゃん」も、東日本大震災が起きることははじめから分かっていたし、舞台の作品もこのパターンが多いんですよね。

冒頭で申し上げました通り、そこがするめは大好きなんです!!

この悲しみがなんとも言えないドラマのみそになっていて面白いだけではない!楽しいだけではない複雑な感情胸の中でぐるぐるして深みが増していっているのでございます。

ごめんね!の大売り出し!

ごめんね青春は、大人だけがごめんね!を連発していきます。色んなごめんね!があるのですが、このごめんね!の「ね!」があるだけで相当ポップに聞こえるのですが、内容はポップではないのでございます。

とっても、分かりやすいストーリーで大好きな作品です。

もう一度だけ言わせてください!満島ひかりの可愛さが半端ないです!

ほんだらまた!



この記事が参加している募集

note感想文

テレビドラマ感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?