このたび、さばしろはある決意をしました。 それは… 「大学院生のイラストレータ」になる! ということです。 いままでも、そのつもりで活動してはいたんです。 地学のおもしろさ、石オタクのたのしい巡検、かんばる大学院生 自分が大切にしている、この世界の コアのコアの部分にある魅力を かわいく、たのしく、伝えたい。 きっと、ここにいる私にしかできない。 どんな表現方法でも良かったけど、 たまたま絵を描くことが好きだった。 そんな感じでTwitterしてたら、 いま
「巡検始めて6年目になりますね。 やっぱり石採りに行くのって、特別な楽しさがあります。」 大学1年生の春を思い出す。 その時の私は、 「えー!?アンモナイトって、日本でも採れるんですか??」 「北海道で出るの!?へぇー!」 石なんか何も知らなかった。 ただの人。一般人。 同期は、 小さい頃から化石や鉱物に魅せられて育った、 生粋の石オタクたち。 私には、その人たちが とてもかっこよく見えた。 自分も、 特別で専門的な知識を持つ、 「石オタク」になってみたい。
東工大女子 センター地学受験 お茶高出身 なんだか自分は マイノリティになる道ばっかり 選んできた気がする。 結果的にそうなったんだけど 特別になりたいという気持ちが 無かったわけではない。 めずらしいというだけでチヤホヤされる。 得だな〜って思った。 だけど同時に、変な気持ちもする。 「希少種」であることだけが 自分の価値なのだろうか。 自分を特別にしてくれる場所から出たら、 何にもなくなってしまう。 欲しくて選んできた自分の肩書きは、 いろんなことを教えてくれ
誰もいない浜辺を歩いている 自分の足跡は波に攫われ 海に溶けていく だれにも見られずに消えるのなら 無駄じゃないか 思い返せば ずっと昔から こうしているような気がする 何のために始めたのか もう覚えていない もやにかかった波打際 歩いても歩いても辿り着かない この砂浜に果てはあるのか 自分はどこから来たのか どこに向かっているのか 自分の前に、ここを通った人はいるのか ずっと前から分からない ただ、 足を止めることができず 歩き続けている いつか 海の向