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傾聴なんてくそくらえ

アグレッシブなタイトルですが。

介護ってかっこいいイメージない。

じゃぁどんなイメージ?

優しい?
下のお世話?
お話し相手?
ご飯を食べさす?
誰でも出来る?

思い浮かぶのはただの介助。

じゃぁ介護ってなに?
介護と介助の違いって何?

答えられるスタッフはなかなかいない。


介助業務に追われて、話を聞くことが出来ない現状。

そこで求められた傾聴ボランティア。
誰でもできます。高齢者でも出来ます。
一時期、地域誌にもボランティア求人が載ってた。

でも今減っちゃったね。

じゃぁ傾聴ってどんなイメージ?

前のめりに、あなたのお話聴いてますよという姿勢で聴く会話の手法。

傾聴は14の心という人もいる。
これがすごいんだ。

①受容の心
②共感の心
③肯定する心
④理解しようとする心
⑤信頼する心
⑥ゆったりした心
⑦関心を持つ心
⑧先入観のない心
⑨優しい心
⑩謙虚な心
⑪好意的な心
⑫誠実な心
⑬対等な心
⑭感謝の心

はふ~お腹いっぱいだ。

もちろん、話を聞いて欲しい人もいる。

だけど、会話をしたいんだよ。

傾聴ならロボットでもできる。

でも虚しいよね。

じゃぁ距離感のある、たまに来るボランティアの人に話すのってどうなの?

「うんうん、そうなんですねぇ。」

キャッチボールにはならない感じ。

キャッチボールって強い球投げれることよりも

難しい球取れた時の方が嬉しいんだよ。

緩急あるから楽しいんだよ。


優しいとか、傾聴とか

そんな保守的なこと言ってないでさ。

キャバクラのねぇちゃんみたいな人だったり

太鼓持ち芸人みたいな軽快な人だったり

そんな人のが人気だったりして。


傾聴だとかってのはさ

自分らで自分の首を絞めてるんだと思う。

自分らでかっこよくない、我慢ばっかの、自分の思考を活かせない、優しいだけの介護業界を作り上げちゃってるんだ。

介護ってほんとはかっこいい仕事なんだよ。

時代背景を知って、生活歴を考え、後遺症等の障害を知り、補足となって技術を提供したり、自立とQOL向上を考えながら、支援していく。

失語症の方が答えられない質問をする介護士。
失語症ってさ、ただ言えないだけじゃないんだ。聞いても意味がわからなかったり、単語を組み立てられなかったり、言いたい言葉が、考えてた言葉じゃないのを発することもあるだよ。

失語症ひとつでも分かってない介護士もいるんだ。

でもね、教えられもしないし、1回教わっても忘れるし。

教育が行き届いてないんだ。

傾聴、傾聴って言うならさ、もっと他の大切なこと教えていこうよ。とりあえず傾聴って言っとけば良いみたいになってないかな。

だって、傾聴の14の心なんてもう2つくらいしか覚えてないでしょ?

傾聴して笑かすことなんて出来ないんだ。
だけどさ、ホンモノの介護士は失語症の人でも笑かすことできるんだよ。



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