クリームパン

はじめまして。英語教師、塾講師から家族の統合失調症発症を機に転職。FP2、宅建士取得後…

クリームパン

はじめまして。英語教師、塾講師から家族の統合失調症発症を機に転職。FP2、宅建士取得後、司法書士税理士事務所勤務中。楽楽生きていこう!noteは始めたばかりで不慣れですが宜しくお願いします🦌

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心を彩る12文字

日本人がひと息に発することが出来る音節数は、12文字から15文字だそうです。 余裕をもってきちんと発音できるのは12音であると『日本詩歌のリズム』に記述されています。 12文字?! 俳句や短歌、川柳は、5字の語句と7字語句の音の組み合わせ。それに珠玉の言葉をのせ、その音韻の調べを愉しむもの。 足せば12文字! 清少納言の枕草子や平家物語を想起すれば、これも7字語句と5字語句の言葉が多用されています。 「春はあけぼの」→7字 「祇園精舎の鐘の声」→12字 音を拾ってい

    • アンビュランスチェイサー

      これは、アメリカで弁護士を揶揄する言葉です。 弁護士がアンビュランス(救急車)を見つけると、その後を追って病院まで行き、被害者である人に”訴訟で損害賠償を請求しましょう”と勧誘する。仕事が欲しい弁護士が利益を求めなりふり構わず追いかける様を表す言葉なのです。 この前、イギリスの元ダイアナ妃の特集番組を観ました。ご存知のとおり、元ダイアナ妃はパパラッチから逃れようと車の運転を誤った運転手諸共、事故に遭い亡くなってしまいました。 このときのパパラッチもアンビュランスチェイサー

      • 指示は形容詞、形容動詞をつかわないようにする

        事務所の業務効率化を上げるため、業務のコア、ノンコアの業務分類、そしてノンコア業務については、誰でも直ぐ取り組めるようノンコア業務工程の可視化つまりハウツーを作ることにした。 今回は、その一過程「法務局への申請及び完了証等還付用の発送返送の用意」。 封筒宛先書くだけ、とおもわれるかもしれないが、さにあらず、送付先の法務局はその都度異なり数多あり、申請書に添付する書類と原本還付書類も都度異なる。原本還付するにも写しをとり押印記名しなければならない。例えば代理権限証明書は毎度写

        • 死と向き合って生きる

          古代ギリシアでは【人】のことを【死すべき者】の意味であるbrotoiもしくはthanatoiと呼んでいた。したがってギリシャ哲学において早くから生と死は表裏一体と捉えていた。 そして、ソクラテスとその思想を継いだプラトンは、霊魂の不滅を唱える。 霊魂は肉体とは異なる次元に永遠不滅に存在するもので、肉体は死ぬと無に帰するが、霊魂は死後肉体を離れて新たな次元で永遠の幸福に生きると説いたのだ。(wikipedia) これは仏教の輪廻転生にも通じる。 ○○○○○○○○○○○

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        心を彩る12文字

          十年以上も前に買ったこの本も、毎日読むわけでもないけれど、直ぐに取り出せるところに置いている。 ふと頁をめくり、自分を鼓舞したり慰めたり、宥めたり、恥ずかしがったりできる本。気に入った本を見つけていく楽しさって特別。 本は、私の人生のパートナーなんだな。

          十年以上も前に買ったこの本も、毎日読むわけでもないけれど、直ぐに取り出せるところに置いている。 ふと頁をめくり、自分を鼓舞したり慰めたり、宥めたり、恥ずかしがったりできる本。気に入った本を見つけていく楽しさって特別。 本は、私の人生のパートナーなんだな。

          オオカミと七匹の小ヤギから推察する

          日曜日の上毛新聞は、「JomoBook」で新刊を解説付きで紹介してくれる。毎日新聞に目を通すことはできていない拙者であるが、日曜日は、溜まった新聞に目を通し、気に入った記事を切り取りスクラップブックに貼り付けている。そして、この日曜日の11面(読書欄)は毎週ほぼ欠かさず呼んでいる。毎書の解説がいい! 今日4/30の「JomoBook」では「法の近代」嘉戸一将著が紹介されていた。森のオオカミと子羊を主人公としたフランスの詩人フォンテーヌの寓話から権力と暴力の関係を暴露した話だ。

          オオカミと七匹の小ヤギから推察する

          パトリオット

          ウクライナに送られた迎撃ミサイル「パトリオットPatriot」。 Patriotは、「祖国を愛する人」という原義をもつ言葉である。 私たちはどこに向かっているのだろう。 何万年も前に栄華を極めた民族も戦い合い滅んでいったことは史実からも明らかなのに。 peaceの語源はラテン語の pax (パークス)に由来するが、そのpax(パークス)は「平和・平静・敵意欠如・調和」といった意味をもつ。 更に「戦争の戦争の間」と意味すると知ったとき、人間は争うことから逃れることは出来な

          パトリオット

          春雨のうちに桜の花が散り果てました。散り果てた、というより、むしろ、こぼれ尽くしたと言うべきかもしれません。ともあれ、私には華麗に花吹雪く桜よりも、ひそやかに大地に落ちこぼれるくすんだピンクの花びらに、より物悲しい美しさを感じます。

          春雨のうちに桜の花が散り果てました。散り果てた、というより、むしろ、こぼれ尽くしたと言うべきかもしれません。ともあれ、私には華麗に花吹雪く桜よりも、ひそやかに大地に落ちこぼれるくすんだピンクの花びらに、より物悲しい美しさを感じます。

          右手と左手

          人間らしいものが生まれ始めたのは200万年から300万年ほど前になるそうです。 当時のわたしたちは、自分たちが生きていくのに必要なモノを自分たちの手で作り出しました。火を使い、石を叩き。。 その頃の人間は右手も左手も器用に使っていたことが、当時の遺跡や道具から推しはかることが出来るそうです。 ところが、千年、二千年と経つうちに、両方とも使っていたのが、右ききが正常で左ききが異常となってきました。 どうしてでしょう。 それは人間同士が刀剣の類を使い、殺し合うようになったから

          右手と左手

          『自分』、『自ら』の【自】という漢字は、もともと人の【鼻】を意味する漢字でした。 この【自】は、東洋人が身振り手振りで自分のことを表す際に、人差し指を自分の鼻に突き立てて示すことから、【鼻】の象形文字である【自】が、マイセルフ【自分】を表すようになったのだそうです。 その後、【自】がもっぱら自分という意味で使われるようになったので、身体の【鼻】という意味を明確に表すために【自】に『ヒ』という音符を加え【鼻】という漢字が新しく作られたのだといいます。 【鼻】は顔の真ん中にあり

          セレンディピティ 思いもがけない物事から、新たな幸運な発見ができた事をいう(『セレンディップと3人の王子』というおとぎ話が語源) お昼に焼きそばを作ろうとしたとき、焼きそばソースを切らしてて、慌ててウスターソースで作ったら、いつもより美味しいと誉められた!!セレンディピティ💕

          セレンディピティ 思いもがけない物事から、新たな幸運な発見ができた事をいう(『セレンディップと3人の王子』というおとぎ話が語源) お昼に焼きそばを作ろうとしたとき、焼きそばソースを切らしてて、慌ててウスターソースで作ったら、いつもより美味しいと誉められた!!セレンディピティ💕

          士業レボリューション①

          司法書士事務所に勤め10年になる。 開業間のない事務所に勤めた。 最初は一日1件の仕事もなかった。でもそのおかげで、受託簿やチェックリストの作成等、さらに私には必要な法律の勉強をする時間も与えてもらえた。 【次も選んでいただける事務所】を目指して、電話の応対や挨拶から、完了後の報告引渡しにも気を配ってきた。 所長の温かい人柄と、また前述した甲斐もあってか、仕事は年々増えていき、今は、スタッフも4名に増え、日々忙しく業務に勤しめるようになった。 すると、受託から完了ま

          士業レボリューション①

          『かかあ天下』と私

          上州群馬といえばかかあ天下。 このかかあ天下、言葉から女性の方が気が強くて男性を尻に敷きえばっている、と思われるが 、 群馬のかかあ天下は、 古くから絹産業の盛んであったこと、女性のもつ細やかさが養蚕業に向き、製糸そして織物までを女性も担ってきたこと、その働きぶりに対して、夫たちは、おれの「かかあは天下一」と呼んだことから「かかあ天下」という言葉が、上州名物になったとも云われています。 えばってるお母さんという意味ではないのです。 その【かかあ天下】は、かっての江

          『かかあ天下』と私

          【あ】と【お】の使い分け

          最近おもしろい本を読みました。 言葉のもととなる音声についてなのですが、日本人(特に男性)が、先輩、後輩に対して最初に発する挨拶の言葉が、猿と同じだというのです。 これは京都大学と、東京工業大学の共同研究の結果だそうです。 どういうことかというと、日本人男性が電話を受けたりかけたりするときの第一声が、チンパンジーがジャングルで仲間とあったときに最初に発する声とよく似ているという結果です。 さらに詳細に述べます。 日本人男性が、先輩からの電話を受けたときには【あっ、〇〇さ

          【あ】と【お】の使い分け

          口は一つ、耳は二つ

          人間に口が一つ、耳が二つあります。 昔、先輩が教えてくれました。 「一つ話したら二つ聞きなさい。人の話を二倍聞きなさい」と言うことでって。 【話し上手は聞き上手】、ですね。

          口は一つ、耳は二つ

          人間一生物見遊山

          江戸時代、人々は「人間一生物見遊山」と考えていたそうです。あちこち見て歩き回り、見聞を広げ交友を広げ、死んでいけばいい」と。 ものに価値をおくのではなく、生きる時間をどう過ごすかに価値をおく。 確かに火事と喧嘩は江戸の花という言葉があるくらいですから、高価なものを買ったとて、一回火事に遭えば、無になってしまいます。 お金は、モノではなく生きているときの楽しみ(愉しみ)に遣うという考えになるのも頷けます。 楽しんだものに、旅、芝居見聞や相撲の応援等が挙げられるそうです

          人間一生物見遊山