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ボトムアップの学びかトップダウンの学びか


メタバースの学校、ニンジャ寺子屋です。 ”みんなでつくる、みんなの学校”であり、 授業から行事まで大人も子どもも一緒につくっています。 学びたいことを学ぼう 教えたいことを教えよう 好きは学びの出発点です。子どもたちの”やってみたい”を 応援したい学校です。その中で私は、さまざまな人をゲストに招いてメタバースで授業をしています。

最近は、ノートを片手に本を積んで読み耽ってます。
学ぶことが楽しくて仕方ないのです。
贅沢な時間です。

私は、なんとなくぼんやりとした目標を持ちながら、
気に留まった本を片っ端から読んでいます。

環境から、呆け、歴史、経済さまざまです。
学びの形は、ボトムアップとトップダウンがあります。
皆さんはどちらのタイプが自分に合った学び方ですか?

トップダウンの学び方

目標がはっきりとした学びです。
そこから逆算して、何をどのタイミングで学ぶか
システムがあります。

資格取得、検定などもその類ですね。
車の免許取得というはっきりとした目標に
系統立てて、
標識、ルールの確認を経て、
技能教習にステップアップします。

決められた積み木を順番に重ねていくのです。

学ぶ視点では効率よく、無駄なく学べます。
教える側はたくさんの人が、同じ手順で学ぶことができます。


ボトムアップの学び方

目標はぼんやりとあるけれど、
あまりにぼんやりと、そして本人にしかわからない
目標であったりすると共有が難しいです。

本人の決めたぼんやりとしたイメージをもとに、
さまざまな形や色の積み木を重ねては
また別のところに違うものを重ねていく
一見バラバラに見えるが、
どこかで一つの世界観が作られるのかもしれない。

私の目標は、
フリーランスとして独立したい、
ニンジャ寺子屋をつくっていきたい

そこには誰に聞いても答えはないのです。

自分の興味や好きなことを中心に
学んでいくのみです。
その学びの中で自分の答えをつくっていくしかありません。

学ぶ側は非効率だし、時間はかかります。
教える側も、決してその道の後継者とはならないので期待できません。
アロマテラピーを教えても、
その人の財産になるだけで、テラピストにはならないかも。

しかし、横断的に色んなことを学んでいるので、
学ぶ側は、学びの幅の広さがあります。

今の学校の学び

かつてはゴリゴリのトップダウンの学びでした。
しかし、これが今は変わりつつあります。

特別支援学校は、目線はボトムアップです。
自立という、やんわりとした目標はあります。
着替えは一人できるか?
教室まで一人で行けるか?などの
実態と照らし合わせながら、何を学ぶか決まります。
系統建てられたものは、ほぼ無効で
積み木を一つづつ重ねていくような学びです。

特別支援学校に限らず、
普通小でもトップダウンとボトムアップの学びが混在しています。
今は宿題を減らして、自分の取り組みたいことをやろう
など”きみ次第”みたいなところがあります。
それでも、算数の面積の問題は一斉に教えるなど
トップダウンの両方が取られています。


どっちが優れた学び方か?

私はどちらでも良いと考えます。
自分に合った学び方でいいと考えています。

私は、アロマに興味はあっても
それを資格取得のように系統的に学ぶのが苦手です。
だから、アロマの本を持っていて、
たまに読むのです。

学校が学び方の混在は感じるものの、
それは当然であり、どちらもあっていいと考えます。
子どもによっては、
ボトムアップの学び方を好み、
トップダウンの学び方は受け付けられない子もいますね。

逆の子もいるでしょう。
それは特質なので、それでいいと思います。

ニンジャ寺子屋の学び

好きは学びの出発点、好きなことを学ぼう

と言っています。
ボトムアップですね。
子どもの興味はそれぞれなので、
好きなことに取り組んでいいのです。
困ったり、発表したりしたい時には
ニンジャ寺子屋という場所が使えるのです。

今、ニンジャ寺子屋では、
Sand boxにニンジャモールというワールドを
作り、4月に子どもたちと大人でブース出店に向けて
動いています。

参加は強制ではなく、
こんなことやってるけれど、やりたい人いる?
そんな感じです。

大人もそうですが、
参加の仕方もそれぞれです。
宣伝を手伝う人(動画作成、サムネ作成)
ブースを作る人など
それぞれのできることをやるのです。

子どもたちは、それぞれの学びたい方向性や
行きたい方向性があり、
ニンジャ寺子屋という場所を使って
挑戦します。
どんな石をどんな風に積み上げていくかは
子どもたち次第です。

ニンジャ寺子屋HP


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