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むすめと私のポジティブ心理学

長女が3歳になる少し前、長女と私の間にひとつの習慣ができました。

それは、
【Three Good Things】
ベッドに入った時、その日起きた楽しかった出来事を3つ考えること。

しかし、大学院受験が佳境に入ったり、長女が寝かしつけをせずとも寝落ちするようになったタイミングで、その習慣が崩れてしまっていました。

先日、久しぶりに長女とThree Good Thingsをして感じたことがあったので、そのことを深掘りしていきたいなと思います。


Three Good Things

そもそもThree Good Things(以下、TGT)とはなんぞや?

Three Good Thingsとは
ーポジティブ心理学の創設者であるセリグマン教授が提唱し、長年の実験で効果が実証されているメソッド。今日あったよかったことをただ3つ記録するだけ、それだけで考え方が前向きになったり、メンタルの安定効果をもたらすといわれている。

昨年、講師として関わらせて頂いた
“レジリエンスプログラム”の中でTGTを学んだ私。

「これって、子どもの時から習慣化させたらどんな風に成長するのかな?」と気になり…
ある種、わが子で実験のように始めてみました。


娘の反応

長女は言語の発達が比較的早く、3歳前から割とスムーズに会話ができていたこともあり、
「今日楽しかったこと、3つ教えて?」と聞くと、
「あのねぇ〜・・・(ニヤニヤ)」とその日の出来事をたくさん話してくれました。

そして、話し終わる頃にはスヤスヤと眠りについている長女。

楽しかった出来事を思い出し、良い感情で眠りについているようでした。


長女は寝かしつけに時間がかかるタイプ。
尚且つ
「ママじゃなきゃイヤ」
と言って、確実に寝る前の1時間を拘束されていました。
しかし、TGTを始めたことにより寝つきが早くなり、拘束時間が半減するという思わぬ副産物が発生!
(ラッキー!)

産休前は、寝かしつけの後に仕事をする事が多かったので、かなり助かりました。

長女がポジティブになったかは分からないですが(笑)
感情が安定し、寝入りが良くなる様子がありました。

そして、長女が自ら
「きょうはねぇ〜、こんなことがあったんだよぉ」と話してくれるようになり、
その様子が可愛らしく、私のメンタルが安定したように感じたのでした。

至福のとき


再び習慣に

大学院受験が終わり、
「そういえば、最近はTGTが出来ていなかったな…」
と思い、長女とTGTをしてみると…

「うふふ、きょうはねぇ〜…」
と嬉しそうに話す長女。

言語が成長し、より豊かな表現になっている様子に成長を実感できる時間でした。

なにより、長女が嬉しそうな様子を目の当たりにして、私の心がほっこりとしていることにも気がつきました。
長女のTGTを通して、私の感情がポジティブな方向に進むことを感じる出来事でした。

子どもを通して、自分が癒される…
母と子の双方に良い感情をもたらすコミュニケーションツールとして、再びわが家で始まったTGT習慣。

TGTを続けた長女がどんな風に成長していくのか、ワクワクする母なのでした。

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