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「言霊への気遣い」毎日ショートエッセー:古い羅針盤133章

我が身が凡庸なことは本人が一番知り得るところだが、こうも、詩人たちが高尚な、且つ哲学を論じていると、ブログされ書く事をはばかるような気持ちになる。否、臆するといった方が良いかも。かのN大の理事長に祭り上げられた何処かの直木賞作家でなくても、人間は万能ではない。得手不得手がある。だから、身の程知らずな行いは、特に歳を重ね、ある程度名声を十分に得たら、周囲の煽てに乗って軽薄な行いは慎むのが良いのかも。さて、脱線した。冒頭の詩人たち。「ことばという戦慄: 言語隠喩論の詩的フィールドワーク」:野沢啓氏然り、「日本語の大疑問」:国立国語研究所編然り、そして、この「誰でもよいあなたへ」:伊藤潤一郎氏に至る。

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