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君の素直さで、帳消しだよ。

前回記事の通り、数日前に、浴室のガラス戸を割った3歳次男坊。

昨日、お風呂に入るとき。
ガラスの話など一つもしていなかったのですが、突然次男くんが、私の方を向いて言いました。

「マミー。ガラスわって、ごめん。」

ええっ?今なんて言った?びっくりして何も言えないでいると。

「ほんとに、ほんとに、ごめん。」

まだ3歳だし、いつもヒョウヒョウとしてマイペースで自由、性格的にも一番そんなこと改めて言わなさそうなのに。
真っ直ぐ、母の目を見て、はっきりと伝えてきた。

・・・というか。ガラスの件、もちろんわざとやったわけじゃないし、まだ小さい子どもだし、私の方が一瞬ギャー!と取り乱し、その後無言・・・なんて大人げない対応をして、むしろ私が反省していました。

モノはいくらでも直せるのに。ケガなく元気なのが一番なのに。私はなんて心の狭い母親なんだ、とちょっと恥ずかしく思っていたくらい。

なのに君は。とんでもなく素直に、ストレートに、真っ直ぐな瞳で、謝ってきた。うわあ、素晴らしいよ。これは参った。

マミーのほうこそ、ごめん。仕方ないことなのに、一人でショックに打ちひしがれて。子どもたちのケアより、ガラスのことに頭がいっぱいで。いやもう、申し訳なさすぎる。

なんかいろんな思いが湧いてきて、伝えたいこと、いっぱいあったけれども。咄嗟になんと言っていいか分からず。

「・・・次男くんがちゃんとごめんって、言ってくれて嬉しい。大丈夫よ。これから気をつけようね。」

・・・ほーら、これくらいしか言えない、大人の私。ダメだなあ。次男坊のほうがよっぽど大人だよ。


後から来た夫にも、「ダディー、ガラスわって、ごめん。」

感激した夫と、次男坊が、熱い抱擁。

「あーっ、ダディーと次男くんが結婚したー!」と6歳長男坊。君にとって結婚はそういうイメージなのね(笑)

子どもの素直さ、純粋さに脱帽。同時に、家族でも思っていることを改めて伝えることの大切さを実感させられました。「ごめん」「ありがとう」は魔法の言葉だね。

ダディーと抱擁の3分後には、「おい!隣のガラスも割れるぞ、やめろー!!!」と、浴室でガチャガチャやっている次男坊に夫が叫んでいましたが(笑)


次男くん、君がほんとに素直で正直で、可愛くて愛おしくて。

それで、ぜーーーーーーんぶ、帳消しだよ!


マミーこそ、怒ったり黙ったりして、ごめんね。(←直接言いなさい)



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