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トリビュートから学ぶ、IP運用の基本は「愛」

先日、ある古くから知っている男からメッセージが来ました。
「ムセンズってバンド作りまして、今度ライブやるんで観に来てください」と。
バンド名が、ムセンズ。
一体なぜ、そんな名前に?
理由は、、、レディオヘッドのトリビュートバンドだから。
「レディオ=無線=ムセン」+「ヘッド=頭=ズ」ってことです。
行って来ました、渋谷のライブハウスまで。

共演バンドは「o+asis」

この日はツーマンのライブとのことで、メインアクトにもうひとバンドいらっしゃいました。
名前は「o+asis」=オタシス。
はい、想像がつきますように、こちらはオアシスのトリビュートバンドです。
私、その日は次のスケジュールがあったため、残念ながらオタシスさんの演奏は観られなかったのですが、トリビュートバンド界では、かなりリスペクトされているバンドとのこと。
機会があったら是非観てみたいです!
そして、オープニングアクトを務めたムセンズの演奏ですが、3ヶ月前に結成されたとは思えない素晴らしい演奏。
レディオヘッドの楽曲を演奏しよう、と思う日本のミュージシャンは中々いないかな?と思うのですよ、色んな意味で難しいレベルですから。
でも、良かったですね〜。
実際、私、レディオヘッドのファンという訳ではないので、楽曲もこれと言って人生の記憶に残っているわけではない、というのが正直な話なのですが、とても良かったです。

愛と純心が音「楽」の肝⁉︎

そのほか個人的には、ある特定のミュージシャンのトリビュートではありませんが、80年代洋楽というものをトリビュートするバンド「The Juggler」「ASIAN SOUL」とも仲良くさせてもらっています。
こちら、マジでトッププロミュージシャンによる洋楽カバーバンド。
演奏激ウマ完コピです。
先日、新宿のロックバーでライブがありましたので行って来ましたが、ヴァン・ヘイレン「JUKP」のギターソロを完璧な生演奏で聴けるとテンション上がりますね。
なんと言っても、もうご本人のは聴けないですし。
そして、こちらのバンドを観ていつも思うのは「楽しそうに演奏しているな〜」ということ。
名曲名演のオンパレードに、もちろん我々お客は心の核を揺さぶられ超楽しんでいるのですが、演奏している本人たちの「楽しんでる」想いが伝わってくることで、会場全体の楽しい!度が更に増幅されているな、と感じるのです。
そして、その「楽しい」のベースにあるのは、その音に対する純粋な愛だな、と思います。

IPビジネスの基本は「愛」

エンタメIP活用ビジネスは「エンタメ」ビジネスの一つですから、それを仕掛けるに当たって、絶対に「楽しませたい」「楽しんでもらいたい」というスタンスがないといけないと私は思います。
そして、その基本となるのが「愛」
そのIPに対するプロデューサーとしての愛はもちろん、それを愛している人達の「愛」の理解、その人たちに対する「愛」も。
 このスタンスを絶対に忘れてはいけない、とトリビュートバンドのライブを観て改めて強く思うのでした。

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