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佐佐木政治  1956年10月4日 ノート「詩集 青い枯れ葉」より

道が地球の果てまでつづくのに 
何の不思議があろう。
駅を汽車が発車し、川の水が流れ去るのに 
何の不思議があろう。

しかし
道がまがって見えなくなり 
汽車が次々と発車し
水がたえず変わることは
私を悲しくする

それらは絶えず
ほんとうの私の方へ
通ずるようだから

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昭和31年、当時25歳の文学青年が書いた詩です。
A5サイズの大学ノートはすっかり色褪せ、日に焼けています。
彼の文字とともに紹介していきます。

亡父の詩集を改めて本にしてあげたいと思って色々やっています。楽しみながら、でも、私の活動が誰かの役に立つものでありたいと願って日々、奮闘しています。