2024年1月14日 味噌汁づくりについて

味噌汁をよく妻と娘に褒められる。自分でも自信をもっているのでそのレシピというか考え方をこちらにまとめたいと思う。

個人的には以下を意識している

①味噌はなるべく良いものを使う
②出汁は味の素を使わない(基本的に鰹節、煮干し、昆布である)
③具だくさんにする(具体的には3種類の具材を入れる)
④味噌は大さじ1以下にする

①は体感である。誤解をおそれずにいえば、私が思う「良いもの」とは「うまみ」を感じる味噌を使う、という意味である。

このうまみが「うまみ成分」なのか味の好みなのかはわからないが、私が好きなのは貝沼商店のかっぷ味噌、あるいは浅利佐助商店の福寿無添加秋田味噌のいずれかである。共通するのは麹味噌という点だ。

【旭南】愛され続ける味噌-貝沼商店- まちプラあきた中央 (xsrv.jp)

【生きたままの美味しさ】無添加生みそ 750g - 秋田の醤油・味噌の通販|株式会社浅利佐助商店オンラインショップ (shop-pro.jp)

②も好みである。好みであるがこれは我が家の環境が影響している。私は味の素で育った一般庶民の舌を持つ。ただし、妻と娘は異常に味覚が鋭い。味の素や市販の醤油調味料の味がお好みではないらしい。

そのため我が家の場合は鰹節、煮干し、昆布で出汁を作る。楽さと好みで言うと、煮干し、昆布、鰹節の順だ。煮干しは頭をとって水につけこんでおくだけなので本当に楽だ。最近は合わせて昆布もつけておくようにしている。

昔、若手時代の俳優・古田新太さんが俳優仲間の堤真一さんと宅飲みをしていた際、どんなに酔っぱらっていても鍋にぼしを入れてから寝る堤さんを見て友達になれないと思った、というエピソードを聞いたことがある。逆に私はその当時の堤さんと話が合うかもしれない。

話をもとに戻す。③は土井善晴さんの受け売りである。
それに加える理由としては(著書に記載があるかもしれないが)具沢山にすることで、スープ部分が少なくて済む=接種塩分が抑えられる点。また、具沢山になることで接種時の満足感が上がる。あるいは具材からのうまみが出るので、味噌汁としての完成度が上がる、点です。

一汁一菜でよいという提案 「もう お料理で苦しむ必要はありません」 | 朝日新聞デジタル (asahi.com)

④は、おまけ。①②③までの中で既に味噌汁が美味しくなる要素しかありません。その旨味を壊さないように、機械的に、好きな味噌を、大さじ1以上入れないことです。人によってはそれ以下でも十分魅力的な味噌汁が完成しているのではないかと思います。

最後にまとめです。これをレシピ化しさらに簡略化する準備方法は以下の通。朝食の味噌汁の作り方です。

1.夜、小鍋に500ミリリットルの浄水を入れる
2.頭を取った煮干し、昆布などを1に漬け込む。
3.お好きな具材3種類を2にいれる。
4.冷蔵庫で一晩保管する
5.朝起きたら火にかけて味噌を大さじ1入れる

以上、簡単なのでぜひお試しください。それではこの辺で。


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