世の中はどんどん息苦しくなるのであろう

規制、規制、規制
値上げ、値上げ、値上げ
きっと世の中はどんどん息苦しくなるだろう

何か改善したとする
例えば進学
片親で金がない人への進学費用が助成される制度ができたと聞く
ではその精度が有効化する前に進学を断念した人の無念はそれによって晴らせるかと言えば答えはノーだ
後続の「自分でない誰かが自分の様な思いをしない」
大層結構
しかし本人の苦しみは解決されない
そこには確かに不平等がある
一見世の中は良くなった様に見えて、現にその問題で苦しんでいる人にとっては寧ろ「不平等」を産んでしまっている

だから、これまでの人生で恵まれなかった人は二度ともう幸せになれない
方法があるとすれば何らかの個人の力による一攫千金、下克上だったがAIの台頭で今後はそれが今までと比べ物にならないほど難しくなるだろう
残された道は自己催眠的に考え方捉え方を変えて現に幸せな人たちに溢れている街で恵まれてなかったことを飲み込んで踏みつけられながら格差の中で誤魔化して生きていくことだけである
周りからサポートされたボンボンどもがまことしやかに自己責任論や努力を口にする中へえこらとへつらい惨めに生きていくことを自己催眠によって受け入れるという残酷なルートしかない
そうして彼らが多数派故この問題を誰も本気で解決しようとしなければ解決することも実際問題不可能であるがまま世の中は回り時代は進み格差は広がり続ける
恵まれてなかった時点で終わりという残酷な事実が誰にも等しく渡されておりその籤運が良いものにとってはそう思えない、というか、自分の力で勝ってきた、成し得てきた、獲得してきたと思いたいからその様に認識したくないのでそれを否定する
恵まれてなかったものはその事実を否定する必要がなく寧ろ共感欲求や改善要望としてこれを訴えるが前途の通り恵まれている人間の方が多数派でありかつ力をもっており声がでかいのでこれは虚しい行為となる
この問題を解決できるものはおらず世の中は恵まれていないものにとって益々生きづらいものとなるだろう
では現在全く希望はないのだろうか
今できることはAIが本当に全てを塗り替えてきまう前にできることをやること
そこに向かうための時間、金、気力、習慣、知識、思考力、人脈
どれもが恵まれた人間の方が持っている可能性が高いがそれでも尚そいつらが普通に参戦してる界隈にエントリーし人気を得ファンを作ること
それができなければ今後の人生で希望を見出すのは極めて難しいだろう
無理やり希望を探すことはできても、事実として物理的に希望のない世界はやってくる
みんなそれを味わったことがないからその事があまり現実的に捉えられていないだろう
楽観的な人はAIを道具として捉えているかもしれないがAIを道具として使うにはそれなりに恵まれた土壌、生い立ちである必要がある
昨今はバイト代でゲーミングPCやら車やら買う若者を見かけたが彼らは総じて家に金を入れる必要もなければ飯を自分のバイト代で買う必要もない境遇の持ち主であった
安定した中で自分の稼いで金で何かをすることを世間一般では偉いとか立派なんて褒めそやされたりもするが、安定しているのであればそれくらいできて当たり前に思う
そういう普通の安定がある恵まれた環境の人間であらば、なるほどAIを道具として使うことも可能であろう
人は結局は自分の経験でしか物を考えたり語れないのだとは思う
その経験には見聞きした他人のことやフィクションも含まれる
想像力も結局はインプットありきであろう
自分が経験してないこと、入力してないことは視野にない可能性がある
多くの人は「恵まれてない」の程度を知らず軽く考えている

一旦ここまで2023/04/27/SAT/21:33

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