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『健康・長生きとかピンと来ない。でも病気ドミノは、防ぎたい⁇ 』

私は、ありがたいことに、一流の歯科医師達やお弟子さん方にモグラ叩きのように叩かれ、凹み、ため息の湖をつくり、なんとか診療してきました。

「治療は、ホントに難しいー!」と実感しています。
また「みなさんインフルエンザは、家族にうつさないように注意するけど、歯周病の伝染には、無頓着だなぁ〜」と感じています。

「治療に限界あり!いつの日か入れ歯に」「ほぼ全員が、歯周病感染者。
いずれトラブルが起こる」の解決策は、「予防が9割」と私は考えます。
「悪の細菌」を減らし、「歯ぎしり」を無力化することです。
悪の細菌を減らす方法は、「適切な歯ブラシ」と「歯科でのクリーニング」です。

「先生、虫歯はなかったのに、もう歯がないのは、年だからしょうがないねぇ?」と要介護高齢者が言います。
「歯周病は、30代・40代から痛みなく、少しずつ歯の周りの骨を溶かすから、年とってだんだんと歯が抜けたんですよ!!」とは即答しません。

「入れ歯とても綺麗に使ってますね」など褒め言葉から信頼関係を深めます。

病気ドミノ(歯周病関連)を、知っていますか?
歯周病→慢性炎症→糖尿病・関節炎・腎炎・狭心症・心筋梗塞・脳梗塞・肺炎・早産・認知症・転倒・窒息・・と多くの病気に関係します。

「歯周病は、今も、そーっと進行しています」人体は、口の細菌のエサです。
毛先の長い歯ブラシで、歯と歯ぐきの間を磨くと、ドミノは、倒れません。

図は、伊藤裕先生 メタボリックドミノより

伊藤裕先生 メタボリックドミノより

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