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運命を信頼できました

「お母さん、送ったんやな」
『通夜告別式なし。ごく身内だけ』
「このご時世やから。形より……」
『うん。しみじみした心持ちさ』

「しみじみな。わかるわ。このところ思うんよ。なんもかんも偶然とちゃう。決まっとる。悟りいうか、お任せの境地やな」

『同感だね。若い頃は、なんとかして変えようと足掻あがいてたよ。両親看取ってこの歳64です!になると、いよいよ終活おしまいって感じなのさ』

♡♡♡

こんにちは!
フジミドリです☆

昨日の私物語わたしものがたり、運命に成り切りました。興味深いですね。決まってないと大変──

運命の立場からすれば、決まってるから遂行できる。決まってなければ、混沌こんとんとして成り立たない。そう感じたのです。

♡♡♡

「混沌いうたらカオスやで」
『あ。カオスの対義語はコスモス宇宙・調和だ』
「そうか。宇宙は調和しとるんや」
『死後の世界は混沌なんだね』

「混沌は確か、渾沌とも書いたな」
『うん。荘子に出てくるよ』
「書きたい言うてなかったか」
『あはは~まだ力不足だね』

「そうやなぁ。自分なりの荘子でええんやないの。フジさんは、老子に比べると莊子の方が、私物語に近い思うとるんやろ」

『たーしかに確かに。まだまだなんて、のんびりしてる場合じゃないね。すっかり忘れていた。スビバセン。間に合わなくなる』

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死後の世界は決まっておらず、渾沌としているため、この宇宙に秩序正しく映し出せば体験できる。そう理解した私です。

私は臨死体験がございます。

けれども、今こうして戻っておりますので、本当の死とは申せません。移行してからでないと、真相がわからないのです。

準備は怠りません。まさしく、死んでからだと遅いのです。備えあれば憂いなし想像して理解する──

♡♡♡

「わたしは自殺しかけたことある。今から思えば、しょうもあれへんことやけど。その時はもう、どないもでけへんのや」

『オレもだよ。ただ、その都度つどいつも引き留められたね。守護霊しゅごれいの導きか本霊ほんれいの囁きか。たぶん、前世で経験してるんだろうな』

「自殺はいかん言うたかて、人生うんめいのシナリオへ組み込んできたら変えられへん。誰にでも守護霊おるんやし、任せたらええねん」

『そう。オレが伝えられるのは、自分の中真ちゅうしんと話そうよってお勧めだけね。中真仙骨を信じていれば間違えないからさ』

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以前の私は、ただしく伝えたいと願いました。知っているから。そのような気負いもございました。驕りマウントと言ってよいでしょう。

しかし──

言葉は不完全。霊的真相など表現できない。そう理解すると、思いがしずまりました。

♡♡♡

「人の数だけ正解あるんや」
『それぞれの真実ほんとうなのさ』
「みんなちごうてみんなええ」
『お互い認め合えば平和おだやかだね』

「あんたにしか書けんもん、書かなくちゃ」
『覚えていてくれたんだ。母さんの
「お母さん、言うてくれはったんやろ」
『あの時だけ、元気な頃に戻ってさ』

「ええなあ。わたし、親とはどうもな」
『あ。オレたち今、両方経験したよ』
「なるほど。みんな自分なんやね」
『一体感だな。理解に繋げられるのさ』

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知識も財産も権力も名誉も、死ねばリセットされます。何もかもゼロに帰すのです。

理解だけが死後の世界で使える──

そのような考えに至って私は救われました。今もひたすら理解を深めているのです。

♡♡♡

「そこまで悟れたらええな」
『生きるのがラクだよ』

「そうやろ。いくら辛いこと苦しいことあっても、ただ理解すればええんやから」

『かつてのオレみたいに、迷ったり苦しんだりしてる、たった一人にでも伝わればいいと思うの。それで書いてるわけさ』

「かといって、フジさんのことやから、使命感いうほど重い気持ちはないんやろ」

『道楽かな。オレにとってはさ。楽しみながら、理解が深まるんだものね』

♡♡♡

私にとって、ここSNS身近な共同空間スモールコミュニティの位置づけです。思うがまま自由に発信して、お読み下さる方がある。ありがたい。

なんと贅沢ゆたか余生のこりでしょう。

私の文体は霊感が元インスピレーションです。少し先に旅立ったミドリや父と母──霊魂たましいの故郷から流れくるひかりを聴きとっております。

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揺さんのイラストに助けられてるよ』
「ほんまかいな。嬉しいお言葉や」
『オレってブレるの。纏まらなくて』
「フジさん、話すパフォーマーやから」

『たーしかに確かに。今、個別塾だし』
「昨日のは宇宙ネコや。知っとる?」
『いや。でも、あの顔に向けて書いたよ』
「あらま。そらええわ。あっはっは」

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初稿はお見せ致しますが、イラストの注文は出しません。自由に描いて頂くのです。

揺さんの閃き─【降りてくる】と表現なさいます─に添うことで、私が書く内容も新たな導きを得ております。

意図したのではなく、感覚に任せるうち自然とできた流れです。書き方の指南ハウツーもあるようですが、参考にしたことはございません。

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「次はお母さんについて書くんやな」
『終わって青空を見上げたんだよ』
「なんや吹っ切れた感じがしとるで」
『うん。オレもだけど母さんがね』

「ああ、なるほど。伝わってくるものある。想像やけど、移行してすぐやと、お母さんも戸惑いあったやろな」

『平日の昼前だけど、何人か集まってくれてさ。待つ間、控え室で従姉妹たちのお喋りを聞いて、目は閉じていたの』

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椅子に座ったまま、中真を取りました。両手はハラの前に開いて、見えないボールでも抱え持つような形です。

スッと次元が変わります。

お喋りは遠ざかって、ガラス一枚隔てた外の世界で聞こえる感覚でした。

従姉妹たちの声が、先に逝った叔父や叔母の声と重なります。私は目を閉じているのに、賑やかな情景が浮かんでくるのです。

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「皆さん、おるんやな」
『そう。光の中で笑顔なの』
「なんておっしゃるん?」
『それが何もないんだよ』

「ははあ。わかるわ」
『言葉じゃない波動でさ』
「そのままでええんや」
『うん。そうなの』

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─何も言うことない。そのままでいい。何があっても大丈夫。呼べば傍にいるよ。待ってるからね。ゆっくりおいで─

言葉にすれば、こんな感じでしょうか。

とても心地よくなれました。


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お読み頂きありがとうございます!
いよいよシーズン2残り2回☆

次回フジミドリ12月4日午後3時です。
翌5日午後6時こちらで創作談話♡


ではまた💚



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