2022年8月某日

「それから」
監督：ホン・サンス
2018年 韓国

アマプラであと10日になってて。

面白かった(笑)

あと！映像がすごーく綺麗！
白が、光がすごい！
語彙がない！←

他人の恋愛や、他人が真剣に泣いたり愛したりしてるの笑っちゃ悪いんだけど、
面白かったw

このいつもホンサンス作品に出てくるおじさん上司的な人は自分なのかな、
と初めて画像検索してみたら、
確かに監督自身がなんだかセクシーなイケオジなんですね。
あと知らなかったけど2017年にキムミニとの不倫も公言しているとのことで、
これはその騒ぎの後かその渦中かで撮ったのかしら。

キムミニは相変わらず美しく、いるだけで映画ができる感じがするぐらいだと思うのだけど、
(そういえば今回煙草吸ってなかったな…)
この中年男と不倫女(キムセビョク)のバカップルぶり、
中年男の感情過多が笑える(失礼！)
(男も更年期あるもんね、って感じ。
ちなみに私も更年期。
少女の頃のように簡単に号泣しますw)

(キムセビョク、はちどりでの理知的な感じと真逆で面白い。
俳優さんて凄いなぁ。)

だけど、
果たしてこれまで自分が恋した時を振り返って、
他者から見てこれよりバカでなかったと言えるだろうか？
恋愛したらみんなバカップルだよね。って、
そんなことないのかしら(笑)

そんな、自分を投影した存在を
こんな空っぽインテリ男にして作品にできるセクシーなおじさん監督が職場にいたら、
やっぱ恋しちゃうかなぁ、
あ、私じゃ相手にされないか(笑)

まーしかし、
3人の女が寄ってたかってこの中年男をからかってるんじゃないかとふと妄想たらおかしみが増して、
私もこのゴタゴタに参加したい。
なんなら女友達とか連れてって女いっぱいでこの男をからかってつぶしたい。
不覚にもそんな衝動も覚えました。
(これって私のミサンドリーかしら…)

でもちゃちゃっと漱石を手渡したりする。
ハルキとかじゃなくてソーセキなのね、
憎いなぁ、インテリ中年。

ホンサンス、癖になるなぁ、
観られるもの制覇したくなってる。

調べるとイソンギュンが出てる作品もあるのだけど、
どこかで観られないかなぁ…

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追記：
ひとさまのレビューをみて、漱石は「それから」があったか！と。
でも私は「こころ」しか読んでいないので、
あの三角関係？違うかぁと思って脳内で終了してしまってた。

漱石のこころは私に読書の感動を教えてくれた最初の小説。
なのに漱石の他の作品を読んでない…
自分の硬化した感受性、もう漱石を読む頃を過ぎてしまった気がするけど、
たまには読もうかな？
うーん読まなそうw