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うつ病でも潔癖症は風呂に入るの話。

うつ病と言えば、体を動かすのが億劫になる・動けないと言った症状がよく見られる。
その為うつ病症状の代表として「風呂に入れない」と言うものがある。


結論から言おう。
私は毎日風呂に入っていた。
何故なら潔癖症だからである。

本音を言えば風呂に入るのはとても面倒だった。
もう面倒だった。
とにかく面倒だった。
入らずに済むなら入りたくないと思っていた。

だが入らないでは済まないので入るしかなかったのだ。
最近はうつ病の治療と共に潔癖症も少しずつ改善が見られてきたので、本当にほんの少しかもしれないがマシにはなった。
だがうつ病が酷い時は潔癖症も比例してかなり酷く「あれも汚い!これも汚い!うわあああ!」みたいな状態だ。
そんな状態ではいくら外出してなかろうが、風呂に入らずに布団に入る事など出来る訳がない。

まあそれに関しては今でも出来ないのだが。
風呂に入らねば自室で寛げない事は今も変わりないが然程支障もない。
多分ここはこのまま変わる事はないだろう。

と言う訳でうつ病が酷くどん底の時も毎日風呂に入っていたのだが、もちろん面倒臭いがかなり強かった。
そこで編み出したのが「コンディショナー止めちまおうぜ作戦」である。
とにかく風呂に入る時間を短縮したいと、削れる部分を探した結果がコンディショナーであった。

別に家族以外に会う事はないし、外出もほぼ病院のみ。
私の髪が傷んでいようが誰に迷惑がかかろうか。
「どうでもいいんじゃうおおおおお!」的な気分で必死に風呂の時短を頑張った。
多分頑張るところを間違えている。


つまり何が言いたいかと言うと「うつ病だから風呂に入れない」はうつ病全員に当てはまる訳ではないと言う事だ。
うつ病とは脳の病気で、脳と言う臓器は心と密接している。
その人の性格や気質によっては「うつ病は○○」が当てはまらな事など当然のようにある事を頭の片隅にぽいっと置いておいてくれると有難い。

ちなみに今でも「あっ、無理!」となってコンディショナー放棄日があるが、そんな日は「でも風呂入ったじゃんえらい」と自分を褒めている。

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