マグロを解体する利き酒師 しゅうぞう
気軽に日本酒を感じて欲しくて この話をきっかけに少しでも日本酒に興味を持っていただけたら嬉しいです。 本当かウソかわからない。 信じるか信じないかはアナタしだいな日本酒の話
利き酒師、調理師、まぐろ解体料理人のしゅうぞうです。 日本酒にはまだ知られていない楽しみ方がたくさんあります。 日本酒好きも苦手な方も一度は読んでいただきたい話です。 難しいと感じずに誰でもイメージしやすいように頑張って表現しています。
はじめまして”しゅうぞう”と申します。 飲食店経営をしており利き酒師としてお客様に日本酒を紹介しております。 講演やワークショップを通じて日本酒の楽しみ方を提案し定期的に日本酒会も主催しております。 ここでは少しでも皆様の日本酒ライフにお役立ちできるよう情報発信していきたいと思っております。 昨今インバウンドなど海外のお客様も多くお見えになり 皆様日本酒や和食に興味を持ち積極的にチャレンジしてくださいます。 日本酒に興味があるお客様には日本酒の説明もいたしますが、海外の
いつもはマニアックな日本酒の話をしていますが 今日はちょっと遊び心があって面白い日本酒を紹介します。 長野 十九 尾澤酒造場日本で一番小さな蔵元と言われる尾澤酒造場の「十九じゅうく」 人間だと一人前とされる二十歳の手前で十九。これから伸びしろありますよという思いだそうです。 とても可愛いラベルに一目ぼれしちゃいます。 十九は他にも可愛いラベルの日本酒がありますので興味あれば探してみてください。 他のラベルでも可愛い動物のシルエットがデザインされています。 他の十九はラベ
先入観とは言い換えると 通説や自身の経験から「こういうもんだ」という思い込み そしてステレオタイプ的な思考停止 または最大公約数的な大雑把なイメージ そして「先入観によって自由な思考が妨げられる」と辞書にある。 つまり先入観があると真実がみえなくなるらしい。 勝手な使命感私の飲食店はカフェの居抜きをあえて外観内装そのままに寿司バルにした。 外観からは日本酒と寿司の店には見えないだろう。 そのせいで「入りにくい」「何の店?」「よくわからない店」 などとよく言われる。 お
どうも! 今日も飲食店でマニアックな日本酒をマニアックな解説で紹介しております。 お客様に言われて困るオーダーが2つある。 「辛口ください」 「お兄さんのオススメください」 困ったとしてもお客様の要望をくみ取って最適な一本をオススメする。。。 のが理想的なのだが、こじらせた性格が発動して世に埋もれているマニアックな旨い酒を薦めたくなってしまうのである。 そこで壁となるのがお客様の固定概念 辛口もしくはフルーティーな酒=旨い酒 それ以外=よろしくない酒 漠然とそう思わ
お客さんの波注 本気ではなく冗談半分で読んでね。 飲食業をやっているとお客さんの波に悩まされる。 ある日のある時間に来店が集中するのだ。 毎週何曜日は?とか給料日後は?とか規則性はない。 なぜこの日のこの時間?という瞬間に集中する。 時には平日、時には閉店間際。 極端な時はその瞬間以外は誰も来ない。 皆が少しづつ時間をずらしてくれれば良いのに。。。 というのはこちらの都合だが。。。 この謎の現象は接客業の中ではあるあるらしい。 美容院でも雑貨屋でも眼鏡屋でも服屋でもあ
パラレルワールド パラレルワールドとはWikipediaによると ある世界(時空)から分岐し、それに並行して存在する別の世界(時空)を指す。並行世界、並行宇宙、並行時空とも言われている。らしいです。 今いる世界と並行して存在する別世界。人生の分かれ道で右を選んだのが今の世界とすると左を選んだ世界という感じでしょうか? あるともないとも言われており、実際はわかりません。。。 でも想像はしちゃいますよね。 あの時あっちを選んでいたらどうなっていたか?って。 もしくは、 私
はじめにみなさんは占いとか予言とかオカルト的なこと信じてますか? 私は信じていません。 なぜなら非科学的だからです。 でも大好きなんですよ。そういう話。。。 都市伝説とかオカルトとか超能力とかの話はワクワクします。 実際にあるかないかはわからないけど。 でも私自身は初詣行ったり、お守り買ったり、応援する人の為に祈ったりしています。 私と同様に不思議な力を信じてはいないけど、実際は自然と行ってる人は多いと思います。 宗教とかスピリチュアルとかではなく、単純に不思議だ
はじめに日本酒に対して都市伝説的に語られる事は真実なのか? 普段なにげなく使っている言葉が日本酒由来だったり? 怪談や心霊などにも日本酒は関わっている? 今回は「信じるか信じないかはあなた次第!」な話です。 世間の日本酒イメージの真実日本酒って日本を代表する酒であり、誇るべき日本の食文化だと思うんですよね。 それなのに、我々日本人の中で他の酒より敬遠されていると感じているのは私だけでしょうか? もっと日本酒を身近に感じて興味をもって欲しいとの思いで、 いつもとは違った切
概要日本酒には様々な種類がありますね。 時代背景や社会情勢によって日本酒も変化してきました。 戦中戦後の時期は日本酒の原料の米は貴重品でした。 その為、色々な混ぜ物で増量して生産していました。 当然に味は劣化して日本酒暗黒時代を迎えます。 日本酒の消費量は年々落ち、廃業する蔵が増えます。 そして各酒造は生き残りを掛けて酒質向上を図ります。 その結果様々な日本酒が生まれ細分化していきました。 時にはブームのような現象を生み浸透していきます。 日本酒トレンドの変遷 有名な
はじめに初めまして千葉県市川市で飲食店を営んでいるしゅうぞうです。 都内在住の方に千葉県と言うと遠いというイメージかもしれませんが、 実はメッチャ近いです。 なんせ市川市民は東京23区の一部みたいな感覚をもっています。 江戸川区より東京だなんて人もいますwww どうも千葉県民は東京に魂を売りたがる県民性なのですかねww そんな市川市の飲食店で毎月行われている謎の会合?日本酒ワークショップとは?お知らせしていきます。 なぜワークショップ?ワークショップ=体験型の講座 らしい
知らないと損!燗酒の話日本酒は冷やして飲むもの。 高い日本酒は燗にしたらもったいない。 寒い時は燗酒もいいよね。 一般的に思われている日本酒の常識ですが。。。。 全部誤解ですよ!!! 居酒屋さんでも熱燗は1種類しかなく、それも安いパック酒。 飲み放題で飲まされ嫌いになった。などなど 日本酒暗黒時代のイメージが浸透してますが、そろそろアップデートしましょう!燗酒を知ると日本酒が3倍楽しめます。逆に知らないと損します。 今回は目からウロコ!の燗酒の話です。 燗酒こそ王道現
概要日本酒は色々な種類がありますね。 「純米」とか「吟醸」という分類は前回お伝えしましたが、その他にも 「無濾過生原酒」「生酛」「山廃」「あらばしり」とか様々な用語が登場します。 これらの用語を全て正確に覚えないと日本酒は理解できないの? そんなことはありません。 難しそうな用語はざっくりと「そういうものなのね」くらいの理解で良いです。用語はあくまで日本酒選びのヒントでしかないので、正確な意味よりは用語から派生するイメージが共有できれば十分です。 今回は難しそうな日本酒
概要一般的に知られている日本酒知識は誤解や偏見が多く、古い価値感がアップデートされていない場合があります。前回はその背景を含めて考察してきました。 今回は日本酒用語をできるだけわかりやすく解説していきます。 合わせて日本酒用語にまつわるイメージもアップデートしていけたら嬉しいです。 日本酒は大きく分けて2種類ある。日本酒は大きく分けると2種類に分けられます。 「普通酒」と「特定名称」です。 特定名称 純米、吟醸などレギュレーションが決まっていて製法や分量に応じて分類さ
はじめに日本酒は様々な社会情勢やトレンドにより本来とは違うネガティブなイメージにとらわれてきました。 これらは非常に根強く日本酒の本質を知るのにはやっかいな壁になっております。 詳細は「日本酒のイメージをアップデートしよう」を読んでみてください。 その壁を取り除くととっても楽しい日本酒の世界が広がっています。 そんな楽しい日本酒を知っていただけると幸いです。 辛口って何?日本酒用語でいう「辛口」とは日本酒度のことです。 比重で測ります。水に対して糖分が多いと重いので沈み-
はじめに日本酒についてどのようなイメージをお持ちですか? ”悪酔いする” ”難しそう” ”オジサン” ”高い” なんとなく取っ付きにくくわかりにくいイメージがある方が多いと思います。 また日本酒をよく飲むという方には”辛口が旨い” ”フルーティーで飲みやすい日本酒が良い酒”という感覚があります。 好みは人それぞれです。でもそれ以外の美味しい日本酒を知って欲しいというのもあります。 これらは昭和からの時代背景に影響された部分が大きいです。 今回はその背景を解説していきたいと