新しい会社に入社して2ヶ月目の今日、仮病で会社を休んだ。

昨日のお昼くらいから明日行きたくないなあってずっと心がモヤモヤしていたけど、正直なところ明日先方との打ち合わせあるし、先輩からの引き継ぎMTGあるし、会社に行きたくないくらいで休んでいいのかなって迷いもあった。

だけど、「明日は休まないといけない気がする」そう思ったら頑張って行くのはどうしたって無理で、結局会社を休んだ。

思い返せば学生時代にサークルに入っていた時も、バイトしていた時も、こういう日がたまにあった。

急に「あ、明日休まないとやばいかも」って気持ちになって、前日夜から明日はこの理由で休むって連絡しよう、休んでいいのかな？でも明日は絶対に言っちゃダメな気がするって頭の中でぐるぐるして、次の日休みが許可されるとすごくホッとする。

でもこの行為は、あくまでサークルやバイトみたいな個人の責任が重くないものだからできると思っていて、正社員の立場でもやると思ってなかったから、会社を休むという判断をした自分に正直少し驚いた。

会社に行きたくない

はっきりそう思うようになったのは、一昨日のこと。

正社員として雇用されて、会社員が合わないな〜と感じるようになっていたものの、まずは1年間やってみようとか、半年続けたら仕事が楽しいと思うようになるかもしれないとかそういうことを考えていた。

正確に言うと、そういうふうに考えることで「自分は会社員としてやっていける」って思おうとしてたんだと思う。

会社員が合わないというよりも、結局「日本の組織形態で雇用されること」に自分が合っていないことに気づいてしまって、今の会社がどうこうっていうよりは私は組織に属することがどうしたってできないんだなあと思った。

私は組織に身を置くのであればどうしたってついてきてしまうビジネスマナーとか、社会人としての常識とか立ち振る舞いとか、そういうことにすら疑問を持ってしまって、「普通」とか「一般常識」を上手く飲み込めない。

ここにいるならしょうがない、はいそうですかって取り込んで、やれてしまえれば楽なのにって正直思う。

だけどそれが全然できなくて、とにかく「今の会社にこのまま居続けたらいけない」って強く思うようになった。

ここに居たらいけないって自覚すると、会社に行きたくなくなって、会社に行きたくないから休んだってことを自覚した今日はほとんどベッドの上で過ごした。

人間って不思議だなあって思うのは、私は「変わってるね」「人と違って面白いね」って評価されることが嬉しいはずなのに、会社員という組織に馴染めなかったことで、どこか寂しさに似た気持ちを感じた。

「また普通になれなかった」

社会に適合できないことは百も承知で、それでもいいと思っているのに、やっぱり合わないという事実は社会から取り残されたような気持ちになってしまうんだなあって思う。

私はフリーランスをしていたけど、圧倒的に会社員推奨派で、会社員でいれるなら会社員でいた方がいいと思っている。

一定のお給料がもらえて、どんな人にも仕事が与えられて、今の時代AIに取って代わられるとか色々な論はあるとしても、会社なんて無数にあるわけで食えなくなって倒れることはないから。

やりたいことがあるなら、会社員をしながら副業していいと思うし、ある程度の金銭面の安定感が得られるのは心理的にも安心した状態で色々なことに挑戦できるから。

私は会社員は合わないかもなと思いつつ就職をしたけど、どこかで会社員でいていい自分になりたかったんだろうなと思う。

たった1ヶ月で会社に行きたくない、ここにいたらダメだ、会社員として何も感じずに淡々と働く自分が嫌だって自覚してしまったことが少し悲しい。

もうこうなったら、私は再び個人でやっていく道を選択しないといけないというのも正直怖い。

でも仕方ない。

どれくらいお金が稼げるのか、どんな仕事をするのか、不安定な未来が用意されている選択肢を取る方が、今のままより良いと思ってしまうのだから。

まずは少しずつ、毎日進んで行けたらいねって思うようにします。

会社に入って感じたあれこれまとめています🌧️