永続性と混沌

無限はただひたすら無秩序に広がる混沌ではなく、永続するメカニズムによって運用されています。

そのミニマムな構成が曜日の無限循環構造です。

それはエネルギーの特質を14のパターン(一週間七日×昼夜)に分類します。

固定された境界線はなく、常に変動し続けています。

エネルギーは数字によって操作されます。

しかし、数学的な正しさと身体感覚は一致しません。

身体やそれに基づく五感はごまかしがきくようにできています。

360度の円で時間を表す場合、身体感覚で取得する数値との誤差が発生します。

例えば、太陽黄経360度における1度は、一日とは一致しません。
そして、数字上は均等に+1ずつ進行しても、境界線のないエネルギーは一日ごとに変動します。

数学的な正しさに身体を合わせようとすると、全体性と乖離して行きます。

この矛盾を統合しているのが、永続するメカニズムです。

混沌は境界線内で発生します。
可視・可知領域の情報は、境界線で区切られたものです。
それは6のサイクルを基盤にしています。
その中で永続性を再現しようとしても無限ループするだけです。
ひたすら同じことを繰り返し同じところをぐるぐる回っているうちに永続するメカニズムから乖離して行きます。

永続するメカニズムは7のサイクルで無限循環しています。
螺旋状に広がって行きます。

6のサイクルを不可視・不可知領域へと開くことは、無限ループの混沌から、螺旋状に広がって行く永続性への方向転換です。
それは、6のサイクルと7のサイクルを連携させることです。

曜日の無限循環構造はそのためのグリッドと言えます。

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