「創作のプロセス」について.1〜自己紹介とか
音楽制作をしている青乃 早希(@rickenbk)といいます。
いきなりですが、問題です。
Q. 大島渚、山口瞳、泉鏡花、北村薫、亀井静香、車田正美、美水かがみ、吉崎観音、ゆうきまさみ、藤子不二雄……
この人たちは男性?それとも女性?
A.全員男性ですよね。
けれども、当人を知らない人から見たら女性と思われる名前ばかり。
もっとも、こういった現象は基本、日本限定のお話。
ちなみに私は男です。
かといって、名前に深い意味はないし、この場でジェンダー論なんかを語るつもりも毛頭ありません。
ここでは主に、自作の音楽を中心とした創作活動の報告や芸術や創作などについて記します。
なので、広い意味での文化論チックなものを展開することになると思います。
興味のある方もない方も、よろしくお願いします!
作っているものと、創作態度について
冒頭にも書いたよう、私は音楽制作をしています。
こんな感じの、いわゆるLofi/Chillとされるものや、
Techno/House寄りなど、主に電子音楽系を作っています。
上記のはMixにしているので、BGM代わりに読んでいただけると幸いです。
電子音楽系と申しましたが、その時の気分によって作るものは変わります。
ある日はジャズだったりロックだったりポップスだったりノイズだったりアンビエントだったり……と、ジャンルレス。
単純に飽きっぽい性格なのもありますが、いろんなのを自由にやってみたいじゃないですか。
ひとつのジャンルを追求するのは、それはそれで素晴らしいことだと思います。
が、私にはとてもじゃないけど続けられない。
続けられない、というのは、私にとって「創作がつまらない」というのを意味します。
創作のプロセス(過程)をいかに把握し、楽しむことができるか?――
それが、創作に対する、私の最も大きな指標なのです。
成果主義・承認欲求という消えない下心
……などと、偉そうなことを書いてますが、プロセスの重要性を意識したのは、ここ最近の話。
それまでは、「とにかく数字!結果!承認!」というのが頭にうずまく毎日でした。
結果さえ出れば……
という、いわば強迫観念的下心なものが、強烈だったのです。
もちろん、下心というのは絶対に消えないもので、今でもその欲求が無くなったわけではありません。
今書いてるこの文章を1人でも多くの人に読んで欲しいし、自作を世界中の誰もが聞いて欲しい。
しかし、それが第一目的ではない。
少なくとも私の場合、それを第一とすると、何もかもがつまらなくなる帰結が待っているのです。
これが専属作曲家などプロの方からしたら、甘えに映るでしょう。
ですがそれは、立場の違いに過ぎません。
キャピタリズム中心の数字に翻弄され苦しんでまで何かを作るより、その過程、すなわちプロセスを重視した創作態度が今、より求められているのではないか?
その方が、自由で楽しい創作活動を送ることができる――
――と、まあこんなことを日々考えております。
ただこの話、そんな単純でなく、いろいろ突っ込んだ話をせねばなりません。
まあ、気楽に無理せず気ままに色んなことを書き記していこうと思います。
それこそ、プロセスを楽しみながら。
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