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予防接種について

今、コロナワクチンについて、接種すべきかどうかで悩まれている方がたくさんいると思います。新型コロナウィルスは、パンデミックにまでなったウィルスで、発症すると重篤な呼吸器症状を引き起こして死亡に至ってしまう。だから、予防接種で防げるのなら打っておきたいという方もいれば。製薬会社の儲け話の一端に過ぎないと言われる人もいます。

では、他のワクチンのことは考えたことがあるでしょうか。

私は、現在任意接種とされている予防接種についても、非常に迷いました。子供が産まれて、5ヶ月目から始まるのがBCG(結核)ワクチンです。その後はDPT(ジフテリア・百日咳・破傷風)にIVP(不活化ポリオ)、MR(麻疹・風疹)と1歳までにこれだけ多くの予防接種を実施しています。さらに最近ではHib(インフルエンザb型)や肺炎球菌にB方肝炎の接種もあり、接種について不安を感じるお母さんも多いのではないでしょうか。

私もそうでした。私は看護師をしていましたが、自分自身は病院も薬も大嫌いだったので、なるべく自然治癒力で治したいと思って、食養生を勉強したり、玄米菜食を試みていたりしていました。
だから、余計に病気でもない子供に薬剤を投与されることに抵抗がありました。だけど、『もしそういう病気に罹った時に、予防接種をしていなかったせいで重篤化したらどうしようか…』とも考えました。

答えが出せないままに接種日が来てしまって、第一子のときには接種をしたものもあります。だけど、今私が思うのは、任意摂取というのは『国が定めた期間に接種する事で無料で接種できる』というだけです。ですから、もし接種日にはまだ不安があったら、見送っても構いません。そのワクチンが必要と感じた時点で、自己負担であればいつでも接種することができます。
だから、接種の期限は気にする必要はないです。

そして、私は第二子には全く予防接種を受けさせていません。
それは、色々と調べてみて、不要なんだと自分なりの結論が出たからです。
私が不要だと結論した理由は
①現在、実質的に感染が拡大しているような疾患のワクチンではないから
②医療が進んで、感染が早期発見できれば治療が可能であるから
③感染によって生じる重篤化の率よりもワクチン接種による副作用発現の率が高いものもあったから
④自閉症との関連性

簡単に言えば上記の理由で、予防接種は受けないという選択をしました。



①現在、実質的に感染が拡大しているような疾患のワクチンではない

結核も現在流行しておらず、感染の確率は随分低いです。まだ撲滅には至っていませんが、現在の結核感染はHIV感染による免疫力低下によって結核感染が広がるという場合があるためです。
日本でも一時期結核感染者が増加した時期がありましたが、早期の治療で大きな拡大になることはありませんでした。

また、ジフテリアやポリオも現在日本では発症が確認されていない疾患です。

このように、現在は不要と思われるワクチンも継続して接種が勧められている事も疑問が大きいです。製薬会社の金儲けと言われるように、健康維持のための目的ではない部分で無駄に継続されて、副作用のリスクを負うのは納得がいきません。



②医療が進んで、感染が早期発見できれば治療が可能である

結核の感染が拡大しなかったように、すでに治療法が確立されていることで、早期発見・早期治療により重篤化の危険が低くなっているということです。


③感染によって生じる重篤化の率よりもワクチン接種による副作用発現の率が高い

百日咳のデータで、下記のものがありました。
DPTワクチン接種による重篤な副作用発現=1人/1750人
百日咳による死亡=1人/数百万人

現在は、三種混合と呼ばれていたこのDPTワクチンの接種形態が変更になっているため、過去のデータでは判断が難しいですが、そもそもジフテリアは日本での発症例はありません。百日咳は発症しても重篤化率が低いです。
ただ、破傷風に関しては、大きな怪我をした場合に発症の恐れがあり、自然免疫はつかずワクチンでのみ予防が可能なため、『トキソイドワクチン』を単独接種するというのも一つの方法です。

成人してからの発症によって、重篤化したり出産や子供への影響が分かっている疾患もあります。そのため、15歳以上で一度接種の必要性を伝え、接種を勧める事も重要なことだと思います。
女性=はしか・風疹ワクチン
男性=おたふく・風疹


④自閉症との関連性

自閉症との関連性については、大きな問題として取り上げられていた事もありました。
ワクチンの保存料として使用されていた『チメロサール』という水銀が自閉症の症状を発現させているのではないかということが言われました。水銀といえば、水俣病の原因物質メチル水銀です。脳や神経系に移行しやすく、中枢神経症状を発現するというのが、水俣病でした。
ワクチンに使用されたチメロサールとは異なるもので、体外への排泄も早いとされてはいますが、この保存料が使用され始めた頃に日本での自閉症児の数が一気に増えたのは事実です。その後チメロサールは、任意接種のワクチンには使用されていません。
しかし、季節性のインフルエンザワクチンなどには変わらず使用されています。



新型コロナウィルスのワクチンについての問題が大きく報じられ、議論されることで、自分の子供たちに接種されている任意のワクチンや毎年のように流行防止のために接種しているインフルエンザワクチンにも目を向けてみる必要があるのではないでしょうか。それが本当に必要で、健康を維持するためのものであるのかを考え見直すきっかけにもなってほしいです。


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