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自由に生きていくために。ー繊細すぎた少女が、人と話すのが好きなライターになるまでー

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カッコよくて頼れる姉御。画面越しに出会った杉本ありささんに抱いた第一印象だ。

杉本さんと私はなつみと式Webライティング講座の同期生にあたる。もし私たちが小学校のクラスメイトだったなら杉本さんに憧れていただろうな。と想像しながら子ども時代の話を聞いてみると、昔は繊細すぎて学校になじめないような少女だったという。

自信がなくて思ったこともうまく伝えられず、習い事も嫌だったらやめていたと振り返る杉本さん。苦手さを意識しながらも、あえて飛び込み営業やスポンサー営業にチャレンジし続けた。今は人と会って話す仕事が好きだそうだ。その域に達するにはどんなに大変だっただろう。

泥臭い努力で体当たりし続け、1つずつ自信をつけてきた半生を振り返ってもらった。

杉本さん

杉本さんのプロフィール:
大阪府在住。広告代理店出身。
子育て中にライター活動を始め、イベントレポートから女性経営者の取材記事、ラジオ通販番組の台本まで幅広く経験。
なつみと式Webライティング講座受講生。

「どういう言葉なら、人に伝わるのか」トライ&エラーを繰り返した営業時代

杉本さんが最初に就職したのは広告代理店。その後、百貨店の販売員から、飛び込み営業、映画のスポンサー集めまで経験した。今はご自分で仕事をされている。

飛び込み営業は追い返されて当たり前の世界だ。どういう言葉を使えば人に伝わるか知りたくて、テレビで映画の番宣を聞きながらメモし始めた。コピーライティングやCMコンテストの受賞作品を見たり、マーケティングやアドラー心理学を学んだりした。

重ねた努力はインプットだけに留まらない。人前でうまく話せるコツを学ぶため、プレゼンセミナーにも半年通ったという。

人の気持ちを汲み取りすぎる繊細さは、相手の気持ちを自然に考えられる強みへと変わっていったのだ。

苦手意識があったのに、なぜそこまでがむしゃらに頑張れたのか。尋ねてみると、自信がない人だったから、何か1つ自信をつけたかったからだと話してくれた。

「1回本気でやってみよう」。そう決めたのだ。


「なんかやらないと」と常に考えて生きている

常に、「なんかやらないと」と考えているのは周りからの影響だ。杉本さんのお母様も働いていたため、女性は健康なら働くのが当然、と昔から考えていたそうだ。

とはいえ理想はあくまでも、自由に素直に生きること。「生きてる時間、決まってるからね」と話す杉本さんの視線はまっすぐだ。限られた時間のなかで、できる努力を重ね続けて、今に至る。

何もしないことで得られる自由さよりも、自分でできることが多い自由さのほうが、杉本さんにとってずっと魅力的なのだろう。資格やスキルを身につけることで、できることが増える。

子育てしながらも、時間がもったいないと感じて漢字検定や行政書士などにチャレンジした。ライターを始めたのもこの時期だそうだ。

              

「ライターやってみたい」と声をかけ続けたら仕事につながった

子育て期間中、飛び込んだライターの世界。書く仕事に興味を持ったのは、子どもの時から話が面白いと言われることが多くて、作文も唯一褒められたことだったから。ただ、当時1997年頃というから、iMacが誕生するよりも前だ。そんな時代に、どうやって未経験の状態からライターの仕事を見つけたのだろう。

「『広告代理店辞めて、子どももちっちゃいから時間があるの。ライターって仕事をやってみたい』って、いろんな人に声をかけてみて。そしたら、いろんな知り合いからいろんな仕事をもらえたんです。」

ライターとしての初仕事は、子育てに関する情報の配信だった。300文字1,000円くらいの価格で、子連れで行けるイベント情報の発信などを行なっていた。

正社員に復帰したあとも、副業でライターを続けた。新聞社では、ターゲットを女性経営者に絞った地元紹介記事を担当。女性が経営している花屋やパン屋を取材した。コロナ禍で飛び込み営業ができなくなったときも、補助金の執筆を引き受けていた。


小料理屋の若女将のような杉本さん。心を開いて話せたインタビュイーも多かったろう

いくつものスキルを身につけ、転職経験も豊富な杉本さんに、ライターという仕事の魅力を聞いてみた。

「ライターは資格なしでできるでしょ。自己プロデュースできるし。自由に表現できる場所を自分で作っていけるところがいい」

人と会い、喋る仕事が好きだという杉本さん。飛び込み営業と比べて必要な体力も少なく、歳を重ねても続けられる点も、ライター業の良さだと話してくれた。


人に伝えたいなら、独学のままではいけない。

ラジオ通販番組の台本まで書いた経験のある杉本さんが、なぜ今改めてWebライティング講座を受けているのだろうか。

「自分が良いと思って提出したものが、やり直しになったりしたんです。で、これまで独学だったし、やっぱりプロから学び直したいなって。」

そんなときInstagramでなつみとさんを見つけた。顔出ししていて、関西人で、今ならモニター価格で安い。やり取りをするなかでなつみとさんの人柄の良さも感じ、ぜひお願いしたいとすかさず申し込んだ。物おじせず、はっきり言ってくれるなつみ先生を気に入り、今ではメンターとしての役割もお願いしているという。

今後も、取材記事や、台本など対人の「書く仕事」をしてみたいと話してくれた杉本さん。杉本さんが書けば、面白くて分かりやすくてウッカリ買いたくなってしまう記事になることは間違いない。財布の紐を固くしながら、楽しみに待つことにしよう。

最後に、ライターを目指す若い世代向けにアドバイスをいただいた。

「ひとつ目は、いろんな人にやりたいことを言っておけば、向こうから仕事が舞い込んでくる。ふたつ目は、独学より、メンターをつけること。独学では独りよがりになってしまって、人に伝わらないから。あとは、自己投資しないとね。」

繊細で、言いたいこともうまく表現できなかったけれど、今も自分にできる努力を続けている杉本さんの背中は遠い。歩いてきた道すべてに意味があると思わせてくれる良い笑顔だった。


思わず「着いていきますっ」と言いたくなるカッコいい背中

杉本さんのお話を聞いて、自由とはなんだろうと考えた。自分の人生の主人公でいることを諦めないことだろうか。言うほど簡単ではなさそうだが、のびのびと楽しく生きていけるなら、私も、一回本気でやってみようではないか。

逃げ腰になるたびに杉本さんのお話を思い出し、「自分にできる努力を全部やったんか?まだできることあるんちゃう?」と自分に言い聞かせてみよう。小さなチャレンジに体当たりし続けているうちに、どうせ自分なんてとボヤくことも減り、憧れのライター像に近づいていけそうだ。



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