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【佐久穂で迎える長野式年越し】

【お年取り】と【二年参り】

ワケあって、帰省ができなくなりまして^^;←ワケについてもいずれ書きます。

移住して初めての年末年始は佐久穂で過ごすことになりました。

せっかくなら、長野での年越しの過ごし方みたいなのがあればそれに習いたいと思い、
役場の忘年会でこちらではどんな風に過ごすのか聞いてみた。

生まれ関西→今関東が実家のまさこさんですが、長野の年末年始は未だかつて聞いたことないスタイルということが判明‥!

今までは、大晦日には年越しそばを夕飯のメインとして食べて、紅白終わったら寝て、明けて元旦になったら御節料理を食べるー
というごく当たり前な過ごし方でしたが、
こちらでは、【お年取り】と言って、一年の無事と数えで年を取ることをみんなで祝って大晦日から御節料理を食べるのですって‥!!
それならばと思い、キッチン・えみゅーのオードブルを奮発!(といってもそんなに高くない)

佐久穂産の食材がたくさん使われていて、佐久穂は美味しい食べもに恵まれているなぁ〜と改めて佐久穂に来られたことに感謝しました。

もう一つ聞いたことないワードで【年取り魚(としとりうお)】というのがありました。
大まかに、東北信は鮭、中南信はブリを大晦日に食べるのが一般的なんだそう。
いつものスーパーには大晦日には鯉も並んでいました。

長野初心者には鯉はちょっと難易度高めだったので、鮭をお鍋に入れました。

年越しを大日向で過ごす仲間とこんな感じで無事お年取りができました。

ちなみに、年越しそばはあくまでシメ。
でもそこは信州。お腹いっぱいでもそばは美味しくて息子はおかわりしました。

その後、年をまたいでのお参りで除夜の鐘をつくという【二年参り】も実行しました。
近所の龍興寺さんまで歩いて行ってみることに。

−6℃はヒートテックも貫く寒さで、歩いて来る人なんて誰もおらず^^;ある意味お上りさんな私たちw
でも見上げるとオリオン座も霞むほどの満天の星で、こんなにたくさんの星を見ながら迎える年越しというのは生まれて初めてでした。

早く着きすぎた私たちのために早めに火を点けていただきました。ありがたい。

23:45から除夜の鐘をつきます。
息子は一番鐘をつかせていただきました。

みんなで鐘をついて、新天地で無事に年を越せることに感謝して、来年の無事も願いました。

除夜の鐘をつくのも生まれて初めてでしたが、とても心洗われるというか、感動しました。
特に並ばずにつけるというのもいいですね。

翌朝、元旦には、隣のお宮へ氏神さまに新年のご挨拶をして、

公民館で凧揚げという地元っぽい穏やかなお正月を迎えました。

無事、この地で年を取り、健康で楽しく一年過ごせますように!
今年はさらなる挑戦と飛躍の年にしていきたいです。

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