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【佐久穂に移住してよかった】

佐久穂に来てよかったですか?

てゆー、質問を時々受けます。

「はい、よかったです!」といつも答えますが、

何がどうしてどうよいのか?
本当に良かったのか?



移住初期段階は移住ハイというか、
移住という大きな決断である自分の選択を正当化したく、
地元の人にとってはもはや当たり前な「豊かな自然」「山」などなど…
見るもの全てなるべくポジティブに捉えてきた私ですが、

移住してもうすぐ11ヶ月・・・
今時点の私が佐久穂に来てよかったと思うことをここにまとめたいと思います。


1.地震がない(少ない)

こちらに来てから、震度1クラスの揺れも全く感じてません。
以前住んでいた横浜では、震度3くらいまではわりと頻繁で、
ゴーーッと地鳴りがしてガタガタッと揺れるたびに、
「一人で子と猫2匹連れて逃げられるか…」
とシュミレートしては、不安に襲われていました。
というのもあり、「災害に強い」をウリの一つにしている佐久穂を移住先として選んだ理由の一つでもあったり。

地元の方は「この辺りは岩盤が強い」と皆さん仰っていて、
確かに古い家もたくさん残っています。


2.子どもが伸び伸びこれホント


究極の単純計算・単純比較ですが、

息子が以前通っていた都会の保育園と、
佐久穂の町立3園あるうちの一番狭いとされている現在通っている保育園の

総敷地面積÷総園児数

で保育園で園児一人あたりに与えられたスペースを割り出してみました。

都会の保育園: 1,358.67㎡÷270名 = 5.033㎡
佐久穂の一番狭い保育園: 4,301㎡÷102名 = 42.16㎡

っていう。

まさかの8.4倍!!

も広くなったんですね〜。

数値で見ると説得力増します?

てか、42㎡て!!


都会の一人暮らしの1Rよりも広いよねw
それが日常を過ごす保育園で子ども一人に与えられたスペースって単純に考えたら、
日々のストレスも減ってるんだろうな〜とイメージできます。

保育園に限らず公園とかもとにかく、広々、伸び伸び。
これは親も楽なんです。
子育てしやすいってこーゆーことか!と実感しまくっています。

(※敷地が狭い分、都会では園舎を複数階建てにするなど、園児数に対しての建物面積の基準は満たしていると思います。)


3.何が違うかって一番は空気なのかも

移住してよかったポイントは人それぞれ。
中でもやっぱり食べ物だったり、水だったり、体に入るものの大事さって大きいなと感じます。

その中でも一番は空気!

私が通った川崎市の小学校は、校歌に「煙」というワードが入っていたり、
光化学スモッグ警報が出た日は校庭で遊べなかったりしました。

子どもが外を駆け回るー
そんな当たり前の日常すら送れていなかったんだな〜ということここに来て知る。

子どもにとってはどっちがいいか・・・
それを考えたらやはり移住してよかったと実感せざるを得ないですね。

地元の人は当たり前で気付いてないかもだけど、佐久穂の空気、まじ綺麗っす。


4.仕事の充実

私の場合のお話ですが、
佐久穂に来て仕事が以前とは比べものにならないくらい楽しく充実しています。

早く帰りたい →   まだ仕事してたい

と180°仕事に対するモチベも変わりました。

これはほんっとに、思い切ってこっち来てよかった〜と思えるポイントの一番かもしれない。

これは何故かというと、佐久穂町の地域おこし協力隊は自由度が高く、
ミッションと並行して、やりたいことも思う存分にやらせてもらえているからです。
ありがたいことです。

佐久穂に来て、気付いたら自然にカメラマンに戻っていました。

というか、もう一度、カメラマンになろうと思えるようになりました。

佐久穂の人たちのおかげです。本当に来てよかった。

(カメラマンの経歴と挫折のお話についてもいずれ書きたいと思います。)

協力隊の任期が終わった後もその充実感持続できるか?
そもそも食っていけるか?
は課題ではありますがね。
そこに向かって任期中から努力邁進していきたいと思います。


5.混雑がない

最後に、これ。

これは移住当初からビンビンに感じた魅力です。

人混み知らず。行列知らず。
喧噪や殺伐とした空気も皆無。
それが本当にストレスフリー。
(埋もれられないのをストレスに思う人も逆にいるみたいですがね^^;)

動物病院も待ち時間ゼロ!
猫たちにとってもストレスフリー。
(以前はいつ行っても2〜3時間待ちが当たり前でした><)

ただ!

それって、単純に喜んでばかりもいられないことなんだなって、
移住当初には分からなかったけど、今は思います。

それって要するに人がいない

ってことなんですよね。

このままいったらどうなる佐久穂?

担い手不足、空き家、耕作放棄地・・・どうしましょうか?


「わーい!空いてるー!」なんていつまでも喜んでちゃいけない。

人口減を食い止めることも考えていかなくちゃいけないなと、最近は思うようになりました。

佐久穂町に来てよかったからこそ、
そんな佐久穂町にずっと住み続けたい。

子どもにとってここをふるさとにしたい。

そんな風に今、思っています。


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