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RE_PRAY11月4日感想メモ。

11月4日、ライビュでRE_PRAYを観た
終わってすぐ、浮かんだ思いをメモした

聞き間違い、読み間違い、あるかと思う
CSは見れないので答え合わせが出来ない

間違えたものがあったとしても、
それも含めての感想メモ

以前はメモを元に熟考してからnoteに上げてたけど
心の移ろいや、最初の衝撃、勘違いも含め、
後から気付くものや、時と共に起こる気持ちの変化
そういった流れも自分のために残したいと思ったので
文章稚拙で想いが飛び飛びだけど、アップしておこうと思う

※以下、内容に触れるものあり
ショーの内容が分かっても良い、という方のみお読みください






★浮かんだ言葉

「生み出し」「産み出し」「膿出し」

創作
生まれ直し
膿を出す作業


★ストーリーメモ

1、前半
生きるため、周りの命を食べて
生きることを選んだ

嫉妬、他人、(他なんだっけ..言葉沢山あった)
あらゆるもの、飲み込んだ
見てるだけ、変えられない、流されるだけ
戦い続ける、何と?
壊す、破滅、何度もやり直す
何度も死んでみる
本当に死んだことないよね?


2、後半
生きるための、周りの命を
食べることを、やめた

沈む水の中
10センチ先も見えない
隣に誰かいるのかもわからない
神様さえ見つけられない、自由

なぜこんな私に?
こう話しているのも、神様の中のこと?
ならもっとちゃんと作ってよ

選べない
進む道さえわからない

空っぽ
雨、冷たく暖かい

光のある方へ進むこと




★感じた思い

空っぽだから、器に、鏡に、なるのか?
空っぽだから、誰かの想いに染まれる
空っぽだから、天と繋がれる

生きるために命を食べた
でも、戦い続けて
何のために戦っているのか
何と戦っているのか
分からなくて

破壊、破滅、壊せ、壊せ

繰り返し繰り返し、死んでもまた繰り返し、
『でもまだ一度も死んで無いよね?』


吹き出すものは、膿なのか?
鶏と蛇と豚というタイトルの曲
般若心経
破滅の、、(なんて曲だっけ)
音楽も割れるような音

赤は血の色
引き裂かれた心臓
それは自分で引き裂いた心臓

作り上げたもの、壊して
もう一度、産まれるために
まだ死んで無い
死んでもう一度産まれるために

脈打つ自分の、本物の心臓を手に入れるために



生きることを選ばずに
水の底へ沈んだら
真っ暗闇の自由を手に入れた

何も無い
どこへ行けば良いかも分からない
空っぽな自分
なぜ神様はこんな私をつくった?
(なぜこちらは「私」なのか?公、を意味してる?)

空っぽだから、映し出されるものがある

誰かの想い、希望、夢

それはまるで鏡の様に、
自分を通して映し出す

目に見えるものも、見えないものも
その身体と心を通して、蘇らせる力

優しい雨、、冷たいけれど暖かい雨

光の方へ、進んでみよう
その先に、希望が、夢が
あるのかもしれないから

生きようとしても
渦巻くものに戦い疲れて
心が遠くなって、壊すしかなくて

生きることを諦めても
暗闇に沈んで
自由だけど、空っぽで

ラスト、光を選んだ羽生くん

この日だけなのか
それとも
これからの未来のことなのか


生きるとは?
生きようとする自分が素の自分だとしたら
それだけでは、生きられず
けど、素の自分を諦めたら
空っぽな自分になって行き

破壊と自由と空っぽと、先の見えない怖さ

それはずっと、
誰にも見せず、
ひとり、抱えて来たものだったのだろう

鶏と蛇と豚や破滅のプログラムをみて
全てを壊したかったんだろうと感じた
今までの「羽生結弦」を
真反対の羽生結弦で

壊さないと、生きられない
生きたいと、願ったのなら

だけど、保存できなかった
一度きりなんだ、生きることは

けど空っぽな自分でしか、
神様の光は見えなかった

器になること
空になること

レクイエム
いつか終わる夢
春よ来い

観る人の心を写し込むような演技だった

そこに羽生くんはいないのかもしれない
羽生結弦自身を生きることとは、
違うのかも、しれない

でも

光を見ることができる
神様の光の方へ
歩いて行くことができる

どちらも、必要で

どちらも、
今を生きる羽生くんには
必然なのだと感じた

今はその、
産み出し、生み出し、膿出しの最中なんじゃないだろうか?と思った

それを感じた瞬間に
あの結婚のことも
全て合点が行った

今は二つの世界観で語られる羽生くんの世界が
いつか、
ひとつへと統合が成された時

羽生くんのスケートも
羽生くんの生き方も
羽生くんを取り巻くものも
全てが変わるんじゃないか

そんな感覚がした

リプレイが決まる以前なのか、
製作中かは分からないけど
今年の春頃からの羽生くんの姿は
数年前から感じていた変化に
加速をつけて変わって行ってると感じていたけど

それは多分、
いやきっと、

破壊の赤、、
あれが全ての答えなんだと思った

元来羽生くんが持っていた
清らかさや輝きが
失われて行っていると感じていた感覚に
答えをもらった気がした

きっと、自らその渦中に身を投じたのだと

ここから先
羽生くん自身が光と闇を別つこと無く
ふたつをひとつに統合するその日まで

遠くからそっと、見守っていこうと思った




命を食べるとは、どういうことだろう

最初浮かんだのは
応援するファンだった
食べる、即ち、殺生
自分自身を生きるために、
他人の中に生きる自分を
食べて殺したのだと思った

命を食べないことは、
他人の中の自分を生かすこと
代わりに自分自身は水の底へと沈み、
暗闇でひとり、空っぽになったのだと

だけど両方、生きることが、苦しいんだね

どちらの主人公も、目を逸らしている
考えない様にしてる
じぶんの中の想いだけが膨らんでいく

命を食べた方の存在は
自分を生かすために、全てを破壊した

命を食べなかった方の存在は
神にその道の行先を見出した

どちらも
今の羽生くんだと感じた
現実の今を生きる羽生くんだと

今まで、そして今も
羽生くんに強く感じる変化は
羽生くんが自分で求めたもの、なのなら、


私は、その時々の受け止めた時の感覚を
誤魔化さず、
目を塞がず、
感じてみよう

世の中の羽生くんファンの人たちとは、多分
かなり違う感覚だと思う
心地よいものだけの想いではないから
誤解もされるだろう、でも
人にどう思われるか?それを恐れずに

表面だけの優しさに流されたくは無い
羽生くんが、応援されることへの痛みを語った様に
羽生くんから届けられるものに
感じる痛みがあるのならば

それを語ったって良いのだ

痛みも苦しみも、全ては深く大きな感動なのだから

羽生くん自身が自分のそれを
作品として昇華されている

その産みの苦しみや
己を見つめる辛さに見合うくらい、
自分の心を見つめたい

ただひとつ、
これだけは
強く羽生くんに伝えたいと思ったことがある

ここで語られた言葉たちに
私は不安定さを感じた

命を食べる、破壊、神様、、
強い言葉、しかし
それらを繋いで行く言葉たちの脆弱さ

きっと羽生くんの想いの大きさは
今の羽生くんの知る言葉たちでは
表しきれてはいないのではないか


お話を聞いていて
自分が中学〜高校の頃、
幾度も嵌った思考の渦を思い出した

この渦に入り込み、
言葉で心の細部まで見つめようとすることは、
精神に、かなりの負荷がかかると思う
(ちょっと、はみだしっ子のグレアム思い出した)

強い言葉に、語る主人公の心が
誘導されて行く様に感じられて、、

どうか、言葉に引っ張られないで

貴方には、スケートという
素晴らしい表現があるんだ

言葉の渦に巻き込まれて、
その命を自ら消すことのない様に

言葉に成らない想いや
言葉に出来ない想いは
成らない、出来ない、そのことに
すでに意味があるのだと
私は思うから

言葉で心を固めないで
決めないでいて欲しい

強い言葉ばかりが浮かぶ時は
柔らかかったり、砕けたような言葉もあることを
思い出してみて

自分の胸に手を当てて、脈打つ鼓動を感じてみて

ただ氷の上に立ち、
ただ、ただ、滑る、

上がる息
高鳴る心臓の音

それが今を生きている証

貴方のスケートは、既に
言葉を超えた表現なんだ


そのことを、忘れないでいて欲しいって思った



また時が経つにつれ思うことは変わるだろう
思い浮かぶまま、言葉を優しく変えないまま
書き留めていけたらいいな、
自分の心に近づけたらいいな、と思う

写真ないからイメージで描いた前半の羽生くん
もっと毒を感じる様な印象で描きたかったが、
私がまだ受け止めきれてないようだ汗、、


羽生くんと赤についても思うことがあるので
それもまた書けるといいな


読んでくれてありがとう
おやすみなさい☆彡

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