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だいすきな缶づめ・乾物Vol.1 切干大根

煮物を食べるとほっとします。

肉じゃがやすき煮、ポトフやロールキャベツなど、メインを張れるおかずも好きですが、副菜として小鉢で添える煮物がたまりません。

副菜の煮物は、確実に身体を整える一品だと思います。

副菜を作る時に重宝なのが乾物と缶づめです。
日持ちするし価格も安定しているので、ローリングストックとして常備して、もう一品欲しい時に作ることができます。
特によく使う乾物は、切干大根とヒジキです。

切干大根の魅力

千切りタイプをよく使います。
パリパリとした強めの歯ごたえが欲しい時は
スライスタイプ。
水戻しも浸け置くだけで簡単。
あとはサッと洗って、水切りして絞って、
いざ調理へ☆。

切干大根は短い時間で調理できる上に、一度にそれなりの量が作れるので、お弁当の作り置きにも便利です。
定番は千切りしたニンジンと、ツナ缶や刻んだお揚げ、ちくわなどを加えて作る煮物でしょうか。


わが家の定番調理法は炒め煮です。
小鍋に薄く油を敷いて、上記の材料をサッと炒め、だし汁と砂糖、しょうゆで味付けして煮汁が減るまで煮れば、炒め煮の完成です。


今日は切干大根で作る、小鉢向きの副菜を3品ご紹介します。

切干大根のカレー風味の炒め煮

普段の炒め煮の要領で作りますが、調味料としてカレー粉少々を追加します。
和風ながら、カレー風味は案外馴染みます。
ニンジンや大豆もいいですが、コーンも味の雰囲気によく合います。


切干大根のお酢の物

歯ごたえのあるお酢の物で、食べ応え十分。
水戻ししてよく洗った切干大根を絞り、塩もみしたキュウリと塩昆布を加えて、三杯酢で和えます。


切干大根と高野豆腐の炊き合わせ

炒め煮より上品で、柔らかな味わいです。
疲れた時に胃が癒される感覚がします。
だし汁と砂糖、しょうゆで味付けした煮汁で炊き合わせます。
カットされているタイプの高野豆腐は、小さいものなら乾いたまま使用し、水戻しして絞った切干大根、ツナ缶を合わせて煮ます。
最近は小さい高野豆腐に煮汁の素が付いているものもあって、その煮汁の素を使ってパッケージどおりに作り、高野豆腐と同じタイミングで切干大根とツナ缶を入れて煮てもいいです。
高野豆腐に添加された素は甘めなので、お好みでほんの少しだけしょうゆを足すのもおすすめです。ほんの少し…炊き合わせは少し薄味なくらいが上品な感じがします。

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年配向きかと思いきや、娘たちも大好きです。
定番の煮物の他にもアレンジしながら、食卓に上げていきたいと思います。

左上から、いり鶏、切干大根の炒め煮、
野菜のマリネ、ほうれん草のおひたし