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婚活に苦戦した私がマッチングアプリで結婚まで至った理由

おはこんにちこんばんは。
キャリアや妊活について書いていくと前回の記事に記載していますが、まずは順を追って私のことについてお話ししたいと思い、先に結婚まで至った話を書きたいと思います。

というのも、私は結婚までたどり着くのにかなり苦労をしたので、「よくさらっと『◯◯年に結婚しました』と皆さん書いているけど、どうやってそこまで漕ぎ着けたのよ!?」と思っていたからです。(笑)

このエッセイでは、なかなか良い縁に恵まれなかった私が、結婚するために変えたことをお伝えします。何かの参考になったり、共感していただけたりしたら嬉しいです。


私の恋愛遍歴(序章)

私が結婚できた理由をお伝えする前に、簡単に私の恋愛遍歴をお伝えさせてください。

私は、高校生までは男女あまり仲良く無かったこともあって恋愛とはほとんど縁がありませんでした。ですが、大学に入ってからはそれなりにアプローチされたり、逆にアプローチしたりしていましたし、大学院に進学した時も同じような感じでした。なので、男性に興味が無いとか、男性が苦手とか、そういったわけではありませんでした。

ただ、長続きしたことがなかったんです。付き合っても半年とか、足掛け2年くらいだけどほぼ遠距離、とか。。周りからは、「それって付き合ってるのにカウントするの?(笑)」「どうして彼氏いないの?」「どうしてそんなに続かないの?」「なんか口がものすごく臭いとか、変な”ヘキ”があるとか?(笑)」なんて言われ放題。(笑)

「別に口はそんなに臭くないと思うし、変なヘキも無いので、なんでですかねえ〜、私が知りたいです!」と返したりしていましたが、自分でもよく理由がわからなかったんです。原因が分からないということはもちろん対処のしようも無い。

20代後半になるに連れて周りは結婚していくし、高校生の時は「私は結婚も出産もしない」と言っていた姉が子供を二人も産んでるし(笑)、母からは「彼氏できた?」「結婚は?」とまあ、よくある親からの催促というものを受け始め、「テレビやネットで見ていた、これが結婚への焦りやプレッシャーというやつか・・・」と落ち込む日々でした。

そんな私ですが、32歳にして心から好きと思える人と結婚することができたのです。

私が結婚できた理由(本編)

どうしてこんなに結婚に縁がなく、悩んでいた私が結婚できたのか?を自分なりに分析しました。そのまま書いても良かったのですが、「どうせなら答え合わせをしたい!」と思ったので、夫に私の仮説を聞いてもらって、正しいか確認してもらいました。(微妙に上から目線でイラッとしたのは内緒です笑)

前提条件

まず前提条件を3つお伝えします。

一つ目は、恋活・婚活はマッチングアプリを活用していた、ということです。当初は紹介や合コンもやっていましたが、紹介はうまく行かなかった時に紹介してくれた人と気まずくなってしまうこと、合コンは人を集めることが大変なので、自分のペースでできるマッチングアプリがいいなと思ったからです。

前提条件その二は、色々なサイトにすでに記載のある、見た目を磨くだとか身だしなみや服装に気をつけるだとか、文章はなるべく具体的に書くだとか、一人で写っている写真だけではなく友達と写っている写真を・・・だとかは皆さんよくご存知だと思いますので、記載はしません。基本的なことはやっているという前提でお読みいただければと思います。

最後の前提条件として、私が探していた男性のタイプを書きます。
・ちゃらくてウェイウェイしてないけど、明るくて楽しい
・技術者よりも営業
・優しい、お互い尊敬しあえる
・自分より年収が高い
・身長が高い
・顔が自分の好み
・お酒が好きだけどタバコは吸わない
他にも細かい条件はありますが、だいたいこの辺りを軸にしていました。

それでは、私が、恋活・婚活をする中で変えたことで、効果があったことをお伝えします。

①自分に合ったアプリを選ぶ

マッチングアプリで一番最初に有名になったのはTinderだと思いますが、「やりもく」で有名でもあるので、私はずっとペアーズときどきタップルを使っていました。

最初はなるべく早く彼氏が欲しかったので、あまりメッセージの期間を長くせず会っていましたが、なかなか気が合う人はおらず。戦略を変えて実際に会うまで1〜2ヶ月かけてじっくりとやり取りをしたりもしてみましたが、いざ会ってみるとガッカリしたり。

自分の自己紹介文や写真を変えたり、マッチング条件として設定する相手の年収を変えたり、ターゲットを変えたり、ストライクゾーンを広げてみたり、、。色々試しましたが、なかなか好きになれる人、良いと思っても先に進む人が現れませんでした。疲れてお休みしたりもしていましたが、気づけばマッチングアプリ歴が4年ぐらいになっていました。

そんな話を知り合いにしていたところ、ダインというアプリで知り合って彼女出来たよ!という話を聞きました。ダインは、写真とプロフィールを見てマッチングしたらメッセージ無しで会うというものです。

ダインってあまり知名度は無いし、私は知ってはいたけどなんか周りに誰も使っている人がいないこともあって敬遠していました。ですが、パートナーが見つかった話も聞いたし、メッセージを重ねてもなかなかいい人に会えない時期だったので、いきなり会うのもありか!と思い登録してみました。

なんと、初めて会ったのが今の夫です。(笑)

今まで4年も悩んでいたのが嘘みたい!もっと早く使い始めたら良かった!と思いました。今は様々なアプリがありますが、それぞれのアプリでちょっとずつユーザーの属性が違うので、自分にあったアプリの選定は本当に大事ですね。

ちなみに親友にもダインを勧めてみましたが、彼女には合わなかったようです。

もし今使っているアプリでなかなかうまく行かない、いい人がいないなと思うのであれば、別のアプリを試してみるのもアリだと思います。

②テイカーからギバーへ

婚活中は結構色々なYoutube動画を観てヒントにしていたのですが、その中で響いたのが、

「男性にあれこれ求めるクレクレ女性は恋愛がうまくいかない。相手に○○してほしい、とばかり思っていないか?逆に、自分と付き合うと○○できるよ!ということを10個は言えないとダメ!」というもの。

確かに思い返してみると、自分は相手に「素敵なお店を選んで欲しい」とか、「お会計時は気まずい感じにならずにスマートにして欲しい」とか、「面白い話で楽しませて欲しい」とか、色々なことを求めていて、逆に、「私と付き合うことでこれがしてあげられるよ!」ということは意識したことが無かったな〜と、反省しました。

数えて見たら10個も無かったので(笑)10個になるように、じゃあちょっと料理頑張ってみようかな、掃除頑張ってみようかな、と自分が提供できる価値を増やしていきました。私と付き合ったら美味しいご飯を食べられる、私と付き合ったらキレイなおうちに住める、のように。

要は、taker(もらう人)から、giver(与える人)に意識を変えた、ということです。

③婚活から恋活へ

多分私と同じ気持ちの人は多いと思うのですが、30歳までに結婚したい!と思っていました。なので、20代後半になるにつれて結婚への焦りはどんどん募り、29歳ではピークを迎えました。そして、とうとう独身のまま30歳の誕生日を迎えてしまったのです。

それまでは、「30歳までに結婚しなければ、終わりだ〜」ぐらいに思っていたのですが、いざ30歳になっても急に老けるとか、体が動かなくなるなんてことは当たり前ですが無くて、29歳11か月と30日の自分と何ら変わりは無いことに気づきました。

それからしばらくして、「そう言えばなんでこんなに必死に結婚したかったんだろう?」と考えてみました。

理由は二つでした。一つは、漠然とした将来の金銭的な不安があったからと、もう一つはずっと一人は嫌だから。

お金については今もそれなりの仕事に就いているし、うちの会社で独身の女性もいるので、生きていけないことは無いと思ったのと、それに、うちは両親が喧嘩も多く、専業主婦の母からは、「自立できるように手に職をつけなさい。そしたら、相手が嫌になっても離婚するという選択肢が持てるから。」とずっと言われていたこともあり、離婚できない母を不憫に思っていました。私は、「お金のために好きでも無い人と結婚することは絶対にやめよう。私は好きな人と結婚するんだ!」と思っていたのに、いつのまにか結婚すること自体が目的になってしまっていたのです。

もう一つの理由であるずっと一人が嫌、と言うものですが、「パートナーが欲しいのであれば別に結婚にこだわる必要も無いし、なんなら子供が欲しいなら話は別だけど、結婚だけなら別に50でも60でもできるし」と思いました。子供は欲しいというふわっとした思いはあったけど、何がなんでも絶対に産みたい!と言うか気持ちはなかったのです。

あれ、別に焦って30までに結婚しなくてよくない・・・?むしろ今焦って好きでも無い人と結婚すると離婚したいと思った時に離婚するのも大変だよね・・・?

そう思ってからは、「別に今すぐ結婚しなくても、一緒にいて楽しい大好きな彼氏がいればいいや」と思うようになりました。

そう思えるようになって数ヶ月ほど経って今の夫とマッチングアプリで知り合いました。会って3回目の時に告白してもらったのですが、その時に「結婚を前提に付き合って欲しい」と言われて、とっても驚きました。

別に今まで会っていた人たちに結婚の話をしたわけでもないし、焦ってる感を出していたつもりはなかったのですが、どこからか滲み出ていたのでしょうね。そして、気持ちを切り替えてからも、どことなく余裕があったのだと思います。

よく、焦っている時の方が結婚できないと言われますが、本当なんだな〜と思いました。それまでも「焦らない、焦らない」と自分に言い聞かせていたのですが、正直、心からそうは思えていませんでした。先程お伝えした30歳を超えた心境の変化がよかったんだなと思います。

分析結果

以上が、私がマッチングアプリで結婚できた理由です。ベンチャー企業の営業の夫が、マーケティングに例えて以下のように整理してくれました。

まずは、結婚まで至らなかったということに対して、「自分が振った(良い人にそもそも出会えない)」のか「自分が振られた」のかで切り分けて対策を考えることが必要。

そして、今まではペアーズで、条件はいいなと思える人はいても、よく話してみると楽しく無かったりしていたのは、「A(今回で言う、求める条件)」という要素と「B(今回で言う、好みの性格)」という要素が必要なのに、「A」の要素を持っている人にしかリーチできていなかった。

でも、アプリを変えたことにより、「A」と「B」のどちらの要素も持つ人と出会え、契約に至った。(=お付き合い)それからテイカー思考からギバー思考へマインドセットをシフトした上、焦りが無くなったことから押し売りをしないようになったことによって継続でき、結果アップセル(=結婚)に至った。

ということらしいです。(笑)

仕事じゃんっ!と思いましたけど、確かに「相手に価値を提供して受注する」というところでは共通しているのかもしれません。

昔は営業だったこともあって、マッチングアプリの進捗状況や結果を同期に話すときに「新しい案件ができた!」とか、「この間の案件は失注した!」とか言っていたことを思い出しました。(笑)

焦ってくると視野が狭くなり、早く結婚したい!!ガツガツ!!と知らない間になっていたりしますが、一度立ち止まって、「私はどんな人が好きで、どうしたらその人に好かれるかな?」と考えて戦略を練ってみるのも大事かも知れません。

もし今なかなかマッチングアプリでうまくいかない・・・と悩んでいる方の参考になったり、共感していただけたら嬉しいです(^^)

お読みいただきましてありがとうございました!








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