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最高の場所みつけた【MUJI BOOKS】

こんにちは。
あのね。今週、いい場所見つけたんです。
(ここは既にご存知の方もきっと沢山いるはず)

ということで今回の週末note(131)は、大好きな書店・図書館に加わる新しいスポットを発見し「なんで今まで足を踏み入れていなかったの私!」
そう思うほど今お気に入りの場所について、ご紹介させていただきます。


2度見からの入店


今週、お仕事の研修の後ついでにと自宅からは遠い駅中心部へ買い物に行きました。最初に娘達の服を見たくて無印良品さんに足を踏み入れました。久しぶりのショッピング。商品を見ながらあれもいいなこれもいいなとぐるぐる店内を歩きました。

「えっ?」

思わず足が止まりました。衣料品売り場の先に突如現れたのは100円でコーヒーが買えるマシーン。しかもデカフェが選べるなんて。流石無印良品さん。

さっそく飲みたいなとお財布を出しながら全体を見渡すとすぐそばには私の大好きな絵本と本が並ぶ空間があるではないですか!そこに広がるのはパラダイス。できればここに住みたい。

これまでも目にしていたのかもしれないけれど、まるで一点透視図法で中心から端へ向かって斜線があるみたいにその場所が目に飛び込んできたのです。手にしたデカフェコーヒーをそっとこぼさぬよう気をつけながら、はやる気持ちを抑えつつそのエリアに入りました。

MUJI BOOKS

素敵な場所で出会った作品たち


お一方既に着席されていたため、ご迷惑にならぬよう何故か「いつも来ている風」に平静を装い私はゆっくりと奥へ進み、静かに椅子に腰をおろしました。

着席するまでスローモーションのように目に入る本棚がすでに気になり、あれ読みたいが混み合っています。静かに喜び過ぎて道中一冊も手に取っていないことに気づく完全に素人の私。自ら苦笑しながら一旦コーヒーを置き、心の中でスキップしながら探索へ出かけました。

今回の出会いはこちらの6冊!

ではせっかくなので、こちらで出会った6冊をご紹介したいと思います。

自然のとびら
文/ケイ・マグワイア 絵/ダニエル・クロル 訳/さいとうみわ
まず手にとったのは約30センチ四方のおおきな絵本。1年のを通じた自然の素晴らしさ四季が描かれいます。単なる図鑑ではない、ぬくもりあるやさしい作品でした。親子で会話しながら読みたい一冊。

空の絵本
作/長田弘 絵/荒井良二
圧巻。この絵本は心地よいリズムの詩と壮大な風景が見事に調和している作品です。心を込めて制作された想いがじんわりをこちらに伝わってきます。読みおえてすぐに目の窓から見える空をじっと眺めました。

動物たちは冒険家!
キム・トマス/文 フリオ・アントニオ・ブラスコ/絵  宇野和美/訳
表紙から伝わってくるこれ絶対面白い感。だって題名にビックリマークがついているんだもの間違いない。うん。やっぱり面白かった!
普段知っている動物たちが渡り鳥のように世界を移動することが詳しく描かれていました。なぜとなるほどがぎっしり詰まった一冊です。(シリーズでほかにお医者さん!と建築家!があります。)

なんでもたしざん
著 /ナイジェルグラフ
おおっ。4つ折りになってる。もしこれとこれがたしざんになったらを描いたユーモアあふれる試みに思わず笑顔になる作品です。さて表紙のライオンは何と何の足し算だったのでしょうか。答えは是非本で確認してみてくださいね。

絵本になる前の絵本
作/荒井良二
上記『空の絵本』も描いた絵本作家の荒井良二さんの(ちなみに私は『スキマの国のポルタ』が大好きです)23枚の原画集。展覧会の図録のような素敵な絵が並んでいて、どの絵も絵本になりそうで物語を想像しました。このまま飾りたい。アート作品としても素晴らしい本です。

本にまつわる世界のことば
温 又柔, 斎藤 真理子, 中村 菜穂, 藤井 光, 藤野 可織, 松田 青子, 宮下 遼, 長崎 訓子
単語・慣用句・ことわざ・エッセイ・物語、イラストが贅沢にならんで共演している珍しいアイデア溢れる作品です。なかでも文学作品など、何かの本につながるヒントが嬉しくて芋づる読書熱が再燃しそうです。

***


他にも無印良品さんオリジナルのシリーズなど素敵な本がズラリならんでいました。お店にあった本はどれもプレゼントにも最適。サンタさんにお願いしたり、年末年始に会う人へのギフトにぴったりです。

6冊読んだあとお楽しみは次回にとまた訪れることが楽しみな場所になりました。日常に文化という心の栄養をもたらしてくれる本たちに出会える最高の場所、みつけました。



▼無印良品公式サイト


お読みいただきありがとうございました。

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