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Unknown7

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#幻覚

忘却の道を逝く友へ

出会いがあれば おのずと別れもある
どういう別れ方なのかは肝心だけど
きっと 切れない糸など そら ないのでしょう

私は友達を選びます 厳しさも必要だけど
人格否定だけなら 誰にでもできるからです

人は社会に出ると変わってしまうもので
見失った道すらにも気付かず歩くでしょう
大切なプライドの靴に穴が空くほうが重要視され
遅かれ早かれ 本性が出てしまうのが人間で
サヨナラを踏み台に私はま

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愚図

どうせ愚図なのに どうせ愚図だから
そんな問い詰めなくても 大丈夫 何も出来やしない

だから愚図なのよ そんな愚図なのよ
誰かの手を借りなきゃ生きていけない 噫 謝るわ

あんたの云う通り 私は生きる価値のない生物
あんたの云う通り 私はこの世のゴミよ

棄てなくちゃね 無法地帯ならバレないわよ
私を手品で消し去り なんて凄いマジシャンね
あんたが云う どちらが価値ある生物かを
それ

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それがユーモア。 いっそユーモア。

畑違いの雨潸潸(さんさん) 愛情も自然には勝てない
流れ出したら止まらない川のように なんちゃら

それがユーモア。 いっそユーモア。
ユーモアと思わなきゃやってらんない。
人生をアフロヘアーに ディスコでダンス
夢もへったくれもない 愛を語り ワンドリンク
それがユーモア。 いっそユーモア。
否定することで己を保つユーモアなのね。

シバき荒らしの陽が燦燦 見境いなんてない関係性
もはや

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曼陀羅華

曼陀羅華(まんだらげ) 聞き逃すな
言葉の数々が今日も花を咲かせてる

惨めに ホーム転落 あとちょっとで死ねたのに
私を見てる視線が まるでそんなように口が動いてる

そんな風に見えてしまうのは 私が思っているから
名前のない現実が どこに何を書いていいのか
誰だかわからない私を誰が愛せるものか

曼陀羅華(まんだらげ) 花が咲けば
そら 私の番だと天使の梯子がかかる
曼陀羅華(まん

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からっぽになるよりいい

古いまなざし 古い足音 古い記憶をたどり
世知辛い その中で震えるばかりじゃ淋しい

I TIE IT なくしなくないものばかり増えて
GO FOR IT 私を急かしてくるから
I TRIP IT 膝から血が流したままで I WALK

からっぽになるよりいい 抜け殻な私よ
部屋に籠ってばかりいないで
せめてバカになってもいいから
歌え 歌え 歌え 羞らいすら棄てて
歌え 歌え 歌え 街は

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