カナ*リア

カナ*リア

最近の記事

夢の事

夢がないと、生きている価値はないと思っていたし、 人間、夢に向かって努力するものだと思っていた。 ●●高校に入らなきゃ! ○○大学に入らなきゃ! あの会社から内定をもらわなければ! こんな風に。 常に何らかの目標を持って生きていたし、 仕事とかそういうのとは関係なしに、 理想の生活、とか、憧れの暮らし、とか、 たとえばSNSのフォロワーを増やすとか、 そういうことにも、夢や目標を持っていた。 ところが、 「与えあう」「手放す」 をやっているうちに、 そういったものが

    • 2019年のこと

      催眠ガールを久しぶりに読み直している。 まだ途中なのだが、あの本は、話の筋がどうこうではなく、 話を読むこと、それ自体が大切な気がしてならない。 そして、そんな人生を生きたいと思ったものだ。 催眠ガールの出版年を見たら、2019年8月とあった。 催眠ガールを読んで、臨床催眠講座を受けた、という方もいらっしゃるので、そのきっかけが2019年にあったと思うと感慨深い。 そう、2019年は私にとって、とても大きな出来事があった年だし、 世界で見れば、コロナウイルスが流行る前の、

      • ここ一年くらいの出来事

        昨年夏に、父が亡くなった。 父はもう長い事患っており、まともに会話をしたのは10年くらい前のことだと思う。そこから10年、私にとって、父はいないも同然だった。 しかし、いざ危篤の知らせをうけ、急いで施設に向かい、目の前で亡くなる姿を見て、やはりショックだった。 葬儀の準備が進んだり、通夜の時に父の顔を眺めたり、火葬場で最後のお別れをしたり、骨を拾ったり。 そんなことを通して、死というものを受け入れたような、受け入れられていないような、そんな不思議な心持ちで、一年と少し、過

        • スクリプト7.08

          母のために書いたスクリプト 自分の指先から、何かが作り出されるのを、 何度も見てきたんです。 それが完成するのが、指先から、耳から、空気から、匂いから、 感じることができます。 目の前に来るのが、ずっと前から分かっていたようなそんな感覚。 私の周りには、空気も花も、空も鳥も、すべてがあって、 そのすべてと繋がって居るような、 そんな感覚を、わたしは覚えている。 まぶたの内に広がる、青々とした草原。 霧の中から現れる、一頭の馬。 たくさんの馬がいたけれども、 その一

          スクリプト

          友人のために書いたスクリプト。 何かが変わるかもしれないし、何もおこらないかもしれない このスクリプトは、私が作成しました。私は大嶋信頼先生の本を読み、その本に沿ってスクリプトを書きました。どのような効果があるかはわかりません。私のこの文章がスクリプトと言えるものなのか、催眠療法に効果があるものなのか、わかりません。もし読んでくださる場合、その点にご留意の上、ご自身の責任の下、お読みください。​ あなたは私のことを信頼してくれているよね。会ったこともないのにね。 でも

          スクリプト

          自分のピアノを見つけた日

          ああ、久しぶりに、PCを開いてまで書きたいことが降りてきている。 ここ数日、トンガの火山の噴火の影響で、気圧が変化しているそうだ。 気圧の変化に弱い私は、偏頭痛なう、だ。 加えて今日は満月。 満月の日は、精神的に不安定になったり、血流が増加したりするらしい。 そりゃあ、 あんな大きさの天体が動いているのだから、 色々あるだろう。 宇宙の前に、 私たち人間という存在はなんて無力なのだろう。 精神的に不安定、ということで、 なぜか朝から、幼い頃からの傷が疼いて痛い。 傷と

          自分のピアノを見つけた日

          家族って言っても平等じゃなかった私の家

          私の年齢として、だいたいゆとり世代と認識して貰えればおk 私の家は、3世代同居だった。 祖父母と同居で、何事にも祖父祖母にお伺いを立ててから決断する、そんな法律があった。 そのことによる弊害は、たぶんめちゃくちゃ甚大。 本当に色々な悪があったけど、 特に、子ども(つまりわたしたち)の習い事について。 私は子どもの頃、バレリーナに憧れ、バレエを習いたかった。 もちろん母親に話した。 しかし、その希望は受け入れてもらえなかった。 理由は、祖父母がダメだといったから、とい

          家族って言っても平等じゃなかった私の家

          父のいた正月

          父との思い出で1番覚えているのは正月。 小学生の頃、書初め大会というものがあった。 今でもあるのだろうか?いくつかの言葉の中から、自分が気に入った字を、書初め用紙と呼ばれる、長い半紙に書く。 私が通った小学校では、クラスで何人か金賞が選ばれ、そのうち優秀なものが、市の展覧会に飾られるというものだった。 父は高校教師をしつつ、書家であった。 休日は作品作りに没頭したり、お弟子さんたちに指導したりしていた。 あまり家族サービスをするという感じの人ではなかったし、書道作

          父のいた正月

          陰謀論と家族と

          コロナって結局なんだろう? コロナを巡って、世界中で色々な議論があります。 日本では、 コロナは大したことない コロナは風邪 コロナ騒ぎは、統制するための陰謀!とか。 最近では、 ワクチンへの陰謀論がよく見られます。 新型コロナウイルスのワクチンで、たくさんの人が死んでいる。 それは秘密にされている、という主張。 それに対して、私は何の反論もするつもりはありません。 そういう風に考えている人にとって、それは真実なのだから、 それで良いと思うの。 この混乱した世

          陰謀論と家族と

          ターミネーターって実は!?

          先日、クレーマーに当たりました。 精神的なダメージは結構あって、なんとか心の傷にならぬよう、色々な心理療法を駆使していますw 私が尊敬する大嶋信頼先生。 大嶋先生の新刊に書いてある、マタイの法則のお話。 持っている人はさらに与えられ、持っていない人はさらに取り上げられるというお話。 それって本当だなと思います。先述のクレーマー、お金がないらしいので、後悔しないようにものを買いたいんだそうです。 他人にガミガミ言う、他人が○○してくれない!って吠える人って、間違いな

          ターミネーターって実は!?

          100日後に死ぬワニさん※ネタバレ※3/23追記

          Twitterやっていれば、たぶん一度は見かけたであろう、 100日後に死ぬワニ 今日がその100日目であったが、公開直後Twitterのトレンドはすごいことになっていた。 ※〇で囲ったところが、ワニさん関連のワード 最後にワニさんは、ひよこをかばって…という最期なのだが、 なんと こういう背景があったのだということに驚いた。 作者本人のプロフィールにも書かれている。 https://studio-kikuchi.com/about/ 本日18時くらいにこの

          100日後に死ぬワニさん※ネタバレ※3/23追記

          内定取消にあった話

          こんばんは。 内定辞退で頭を悩ませる学生の皆さんが多い中、 アラサーの私は内定取消にあいました。 ハロワで面接を受け、 その場でほぼ採用が決まるという、スピード選考でした。 その数日後には会社に足を運び、 オフィスで私のデスクまで用意され、 ああここで私は働くんだ!と、希望に満ち溢れていました。 小さな会社だけれど、将来性のある分野だし、私の今までの経験やスキルが生かせる!と胸を高鳴らせていました。 何よりも、温かみのある雰囲気がいいな、と思っていました。

          内定取消にあった話

          すみこからみた、ゆとり

          数年前に「ゆとりですがなにか」ってドラマがあって、クドカン好きの私はすんごいハマってみてたんだけど。 今日ツイッターで、現役の先生と思われるアカウントが 「2学期憂鬱」と名乗ってらっしゃるのを見つけた。 私が小学校の教員をしていたのは、もう10数年も前になる。 まだ311が起こる前で、新卒で就職した私にはとても辛い職場だった。 朝早く出勤すれば褒められる。 夜遅くまで残業していれば褒められる。 ちなみに、教員の給与には予め残業代が含まれており(ごく僅か)、残業=

          すみこからみた、ゆとり

          なめられる

          ある日の私は、小さなグループをまとめるリーダーの資格を取るべく、先輩にOJTを受けていた。 この会社では、初対面のメンバーをまとめるために、マネジメントのマニュアルが存在している。 それに沿いマネジメントを行う。 中でも印象的に残ったのは、 リーダーパワー と言うもの。 リーダーのもつ権限を利用し、部下を操る。 私はリーダーなのだから、従いなさいと言うことである。 組織の中にいるのだから仕方ない…のかも? と、当時は思っていた。 緊張感の必要な仕事だし。

          なめられる

          野良の子猫

          お盆の帰省中、実家で川の字になって母と妹と寝ていた。 実家には、シニアになったばかりの犬がいる。我が家にとっては初めての犬で、家族全員の愛情を一身に受け、お姫様として可愛がられている。 その犬が深夜3時頃、突然吠え始めた。 あまりの煩さに全員起きるが、犬は吠えるのをやめない。 よくよく耳を澄ませば聞こえる、小さな猫の鳴き声。 実家の地域は野良猫が多く、野良猫の子どもが鳴いているんだろう、と、とにかく眠かった為寝た。 翌朝のこと。 ニャーニャーニャーニャー 必死

          野良の子猫