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【歌詞】NOW IS FALL

寝坊したセミが鳴いてる
秋風と木につかまって
泣いて声を嗄らした私と
ハモるように名前呼ぶ

窓を開けたまんまで
見える空はなんか妙に昏(くら)い

サヨナラを受け取ったあと
伊達に意地を張ってないわ
涙なら 思う存分
あとから流せばいいだけのこと
あなたを思い 風を受けた


こころから愛したひとが
秋色の街にいること
知っているの 当たり前だけど
おなじ街で暮らしてる

もしもいつか偶然に
すれ違うことだってあるだろうね

悪ふざけで笑ったこと
純粋に求め合うこと
時間なら ずいぶんあった
崩れてく音も聞こえてきたの
だからわかった 終わることが


準備してても それ言われたら
意地しか張れない私になるの
セミの声が鳴き止んだ頃
光が射した葉は橙色


部屋の窓から見える陽が
紅く街を染めていけば
ふたりの影 思い出して
はやめに時間を進めたいから
時計の針をまわして
窓をかたく閉めた









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